有料記事を設定しているサイトの中には、過去にサイトを訪問したことがあるかどうかをCookieで検知してペイウォールを表示しているサイトがあり、Cookieを削除すると記事を読めるケースがあります。この操作を自動化するアドオン「Bypass Paywalls Clean」が、Mozilla公式のアドオン配布サイトから削除されたことがわかりました。

Mozilla removes Bypass Paywalls Clean extension from its add-ons repository - gHacks Tech News

https://www.ghacks.net/2023/02/13/mozilla-removes-bypass-paywalls-clean-extension-from-its-add-ons-repository/



該当配布ページは以下で「ページが見つからない」というエラーメッセージが表示されます。ページが見つからない理由としては「開発者が削除した」か「Mozillaが削除したか」の2点が挙げられています。

Firefox (ja) 向けアドオン

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/bypass-paywalls-clean/

開発者のMagnolia1234氏は、削除はMozillaが予告なく行ったものであるとツイート。GitLabでは「ユーザー数が多すぎたからではないかと推測します」と述べています。



この一件を報じたIT系ニュースサイト・gHacks.netは、Bypass Paywalls Cleanの対象になっているサイトがBypass Paywalls Cleanに対するDMCA通知を送信し、Mozillaが削除した可能性を指摘しています。

なお、削除されたのはMozillaのアドオン配布ページのみで、GitLabからXPIファイルをダウンロードしインストールすることは引き続き可能。

Releases · magnolia1234 / Bypass Paywalls Firefox Clean · GitLab

https://gitlab.com/magnolia1234/bypass-paywalls-firefox-clean/-/releases

gHacks.netは公式アドオン配布サイト以外からのダウンロードが不安な人向けに、「uBlock Origin」でBypass Paywalls Cleanのフィルターを読み込む方法を紹介しています。

「uBlock Origin」をインストールした状態でuBlock Originのフィルターリストを開くと初期状態でこんな感じ。その最下部の「インポート」の横のチェックボックスをクリック。



するとテキストボックスが開きます。



ここに「https://gitlab.com/magnolia1234/bypass-paywalls-clean-filters/-/raw/main/bpc-paywall-filter.txt」と入力して、上部の「変更を適用」をクリック。



カスタム欄に「Bypass Paywalls Clean filter」が加わります。



広告ブロッカーを使用したくないという場合はユーザースクリプトを動かせる拡張機能である「Violentmonkey」で同じようにスクリプトを読み込ませればOKだとのことです。