トルコ大地震で瓦礫の下敷きになったガーナ代表MFの生存を確認。ただ、右足と呼吸器系にダメージか

現地月曜日早朝に起きたトルコ南東部の大地震で、瓦礫の下敷きとなって行方が分かっていなかったガーナ代表MFクリスティアン・アツの生存が確認された。ポルトガル紙『A BOLA』が速報で伝えている。
現在トルコ1部リーグのハタイスポルに所属する31歳は、マグニチュード7.8を記録した最初の地震で自宅が入るビルが倒壊。9階に居を構えていたとされ、同クラブのスポーツディレクターを務めるタネル・サブト氏とともに瓦礫の中に閉じ込められていた模様だ。
そしておよそ15時間後、懸命の探索を続けていたレスキュー隊が瓦礫からアツの引き出しに成功。『A BOLA』紙によると選手本人は右足を負傷しており、呼吸器系に問題を抱えているという。そのほかの健康状態に関する詳細は伝わっておらず、搬送先の病院で治療を受けている。
世界中のサッカーファンや関係者からアツの無事を祈るメッセージが寄せられていたが、ひとまず安否を確認できたのは朗報だろう。今回の地震では隣国シリアと合わせてこれまでに少なくとも3600人超の死者、1万6000人超の負傷者と甚大な被害が出ている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】アツが被災の数時間前に投稿したツイート。返信欄には世界中のファンからメッセージが…