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ホワイトハウスキャンパーが披露

執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

名古屋エリアの輸入車販売を中心に、さまざまな自動車関連事業を手がけるホワイトハウス・グループ。

【画像】新型ステップワゴン、ヴォクシーのキャンパー 隅々までチェック【価格表も】 全54枚

その一員であるホワイトハウス・キャンパー(以下、ホワイトハウス)は、1968年に設立されたキャンピングカーの老舗ビルダーだ。


ホワイトハウス・ステップワゴン・デッキワン・ポップジョイ(全長4800×全幅1750×全高2055mm)。    AUTOCAR JAPAN

ジャパンキャンピングカーショー2023でも、大きいものではフィアット・プロフェッショナル・デュカトから、小さいものではホンダNバンまで、さまざまなモデルをベースにしたキャンピングカーを出展していた。

中でも、ホワイトハウスが得意としているのは、ルーフを跳ね上げて新たな空間が作れる「ポップアップルーフ」だ。

そして今回のショーでは、ポップアップルーフの最新モデルとして、ホンダの新型ステップワゴンをベースにした「デッキワン(DECK ONE)」を発表した。

対面で過ごせる 内装をチェック

新型ステップワゴンがベースのこれほど作り込まれたキャンピングカーは、このモデルが最初ではないかと思われる。

ホワイトハウスでは、先代のステップワゴンでも、また昨年初めに発売された新型ノア/ヴォクシーでも同様のポップアップルーフ仕様を製作してきたので、そのノウハウは十分に蓄えられている。


撮影した車両は、エアのガソリン4WDモデルがベース。車両価格は592万4600円(OP込み:616万2530円)。スライド式アウターテーブルは標準装備だ。    AUTOCAR JAPAN

キャビン側では、1列目シートは純正をベースに回転対座を可能にし、2列目シートは倒せばベッドになるタイプに変更する。

3列目はオーナーの意向で残したり、取外して家具を付けたりすることも可能だ。

ルーフ部分にはベッドボードをセットして2人が寝ることができ、車内と合わせれば最大4名でのお泊まりキャンプが可能になる。

ルーフには超軽量の薄型ソーラーパネルを採用した、ソーラーシステムも取付けることも可能だ。

注目のルーフ 構造/メリットは?

ポップアップルーフはベースの部分とルーフの部分の2ピース構造で、圧倒的な強度と安全性、そして耐久性・耐水性を兼ね備えている。ルーフのアップダウンは手動だが、ダンパーを備えているので女性でも問題なく行えそうだ。

車両重量の増加は、家具などオプションによっても異なるが、50〜100kg以内におさえられているというから、動力性能的に不満を感じることはないだろう。


こちらがポップアップルーフの内部。有効ベッドサイズは1800×1060mm。マットサイズは2350×1060mm。    AUTOCAR JAPAN

何よりも、このポップアップルーフのメリットは、3列目も残したタイプなら、平日は普通のミニバンとして使用して、週末(もしくは休日)に車中泊などに出かけるという使い方もできること。

予算的にも、また使用目的を考えても“本格的なキャンピングカーまでは要らない”けれど、車中泊などをもっと快適に過ごしたい……と考えている週末旅行者には、格好のモデルかもしれない。

対象モデル・価格について

新型ステップワゴンは、もちろんエアでもスパーダでも「デッキワン」にすることが可能だ。

ただし、現在所有しているステップワゴン(もちろん、他のモデルでも)を「デッキワン」にしたい!というのは無理。完成車となってから登録しなければならない。


ホワイトハウス・ステップワゴン・デッキワン・ポップジョイは、乗用車3ナンバー登録となる。    AUTOCAR JAPAN

ホワイトハウス・キャンパーが手がけた新型ステップワゴン「デッキワン」。ポップアップルーフ仕様は、ベース車がガソリンの2WDなら、386万7600円から手に入れられる(キャンパータイプ「ポップ」)。

オプションは豊富に用意されているから、予算と使い方を考えながら、自分だけの1台を作ってもらうのも楽しそうだ。