凱旋門賞・アルピニスタ (C)Hiroki Homma

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 10日、英レーシングポストが今年の凱旋門賞馬・アルピニスタ(牝5・英・M.プレスコット)が調教中のケガでジャパンカップを出走回避し、引退して繁殖入りすることを報じた。

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 アルピニスタはジャパンカップへ出走意欲を示していたが、同メディアによると、調教中に軽度の故障を発症。管理するプレスコット師は「残念ながらアルピニスタにちょっとした故障があり、ジャパンカップに出走することは出来ません。JRAが素晴らしい手配をしてくれたのに本当に残念です」とコメントした。

 同馬はフランケル産駒で、通算成績15戦10勝。サンクルー大賞や凱旋門賞など、G1を6連勝と輝かしい成績を残した。