相手の攻撃跳ね返すターコウスキー、コーディ、スモーリングの壁 3人に浮上するイングランド代表招集案
昨夏EURO2020で準優勝の成績を収めたイングランド代表では、マンチェスター・ユナイテッドDFハリー・マグワイアとマンチェスター・シティDFジョン・ストーンズがセンターバックとして存在感を放ってきた。代表監督ガレス・サウスゲイトは2人に絶対の信頼を置いてきたが、ワールドカップ開幕まで1カ月となった段階で状況は大きく変わってきている。
ストーンズはハムストリングを傷めて離脱していた期間があり、ようやく戻ってきたばかり。一方のマグワイアはマンUでのパフォーマンスが批判され、現在はマグワイアもハムストリングを痛めて離脱中だ。
そんな中、今季に入って評価を急激に上げてきたセンターバックが数名いる。プレミアリーグでは、エヴァートンのジェイムズ・ターコウスキーだ。
とにかく体を張り続けているターコウスキーは、ここまでリーグトップとなる25回のシュートブロック、リーグ2位となる69回のクリア回数を記録。
英『Daily Mail』によると、かつてリヴァプールなどでプレイした解説のダニー・マーフィー氏は「ターコウスキーは今レギュラーとしてプレイしているイングランド人センターバックの中で最高の選手だ」と絶賛。
さらに元アーセナルの解説マーティン・キーオン氏はエヴァートンでコンビを組むイングランド人DFコナー・コーディのことも称えており、エヴァートンのセンターバックコンビを揃って代表へ招集する手もある。
29歳のターコウスキーは2018年の代表デビューから2試合プレイしただけで、4年間召集を受けていない。コーディの方は今年に入ってからも代表に招集されているが、絶対的な主力というわけではない。とはいえストーンズとマグワイアの状態次第では、本当にターコウスキーとコーディに任せてみるのも面白いかもしれない。
さらにセリエAではローマの番人クリス・スモーリングが奮闘している。長くマンUでプレイしたスモーリングはローマで相変わらずの強さを見せており、リーグトップとなる55回のクリア回数を記録。今節はナポリFWヴィクター・オシムヘンに振り切られて決勝点を許したが、あのプレイ1つでマイナス評価とするのは酷だ。今季はここまで安定したパフォーマンスを見せており、イングランド代表入りにふさわしいと言える。
ターコウスキーやスモーリングは器用なセンターバックではないが、相手の攻撃を跳ね返す部分は期待できる。イングランドらしいパワー溢れるコンビに最終ラインを任せるのも1つの手だが、サウスゲイトはこの1カ月でセンターバックの序列を見直すだろうか(データは『WhoScored』より)。
