(写真:林勇)『東リベ』マイキーの魅力は「ギャップと人間っぽさ」声優・林勇が語る

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テレビアニメの続編『聖夜決戦編』の製作が決定した『東京リベンジャーズ』、その中でも東京卍會(トーマン)の総長を務める佐野万次郎、通称マイキーは女性人気が高いと言われている。そんなマイキーの魅力を声優の林勇さんに聞いてみた!

――『東京リベンジャーズ』の魅力について教えてください。
林 たくさん魅力はありますが、まずヤンキー漫画とタイムリープをかけ合わせたことが大きいと思います。暴走族とかヤンキーが昔に比べたら少ないですし、ヤンキーの文化って、若い子たちには伝わりにくいじゃないですか。そこでタイムリープで過去に戻る要素を組み合わせたことが、この作品のすごいところだと思います。
 それと、シンプルに登場人物の男たちが格好いいんですよね。それぞれ信念を持っていて、仲間思いなところとか。ドラケンを見てもらえばわかると思うんですが、いわゆる古風なヤンキー漫画とは違うファッショナブルな部分もあるので、入り込みやすいんじゃないかなと思っています。
 あとは喧嘩がメインじゃなくて、ヒューマンドラマが主なテーマになっているところも、受け入れられやすいのかなと感じています。

――マイキーの魅力や、マイキーを演じる時に意識されたことを教えてください。
林 マイキーは、いろいろな顔を持っているキャラクターなんです。総長としてのカリスマ性や威厳を持っていたり、少年っぽさがあったり、ちょっと冷酷な面があったり、本当にいろいろな表情を持っているのが特徴なので、収録にあたって音響監督さんからひとつひとつの表現を大きく変えて、わかりやすくやってほしいと言われて、できる限り大きく振り切っていろいろな表情を声で演じて試しました。喜怒哀楽の表現を大きくするだけだったら簡単なんですが、マイキーというキャラクター・イメージや枠組みの中で、はみ出さないように大きく表現するのに苦労しました。
 少年っぽさがありながらも、屈強な敵を一発でのしてしまう喧嘩の強さのギャップや、喧嘩は強いけれどメンタルでは脆さがあるところ、ドラケンや支えてくれる仲間が周りにいないと、どこかに行ってしまうような危うい部分などの人間っぽさも、マイキーの魅力だと感じます。

――ちなみに、出演キャラクターの中で好きなキャラクターはいますか。
林 難しいですね。ひとりに絞りきれないけど、ドラケンなのかな。マイキーの全てを理解してくれている人でもあるし、人を思う心を持っているところが、マイキーの精神的支柱になっていると思います。ドラケンがいないと、東京卍會って存在しないくらい大事だと思うんですよ。東京卍會は、暴走族だから喧嘩とかはあるかもしれないですけれど、そこまで道を外れないで、しっかりと筋や男気をもってやっているっていうところはドラケンがいるからこそだと思うと、マイキーにとっては欠かせない存在ではあるので一番好きなのかなと思います。

――タイムリープすることができるとしたら、どんなことがやりたいですか?
林 これよく聞かれるんですけれどね(笑)。失敗をやり直したいですよね。例えばですが、もう4〜5年前くらい前になるんですが、大きな舞台で歌わせていただく機会があって、2曲目に差し掛かるところのMCで「いまからもう1曲、めちゃくちゃ盛り上がる曲を歌うけど、準備はいいか!」みたいな感じで会場を煽って、ボルテージ最高なんですよ。その後に『極限Dreamer』っていう曲だったんですが、タイトルコールで全然違う曲名を言っちゃって(笑)。曲が始まらなくてシーンとなったんですよね。いま考えただけでも恥ずかしくて。その時に戻って、ちゃんとタイトルコール言いたいなって思います(笑)。