中国の国土面積はロシア、カナダ、米国に次ぐ世界4位の広さであり、13億人を超える人口は世界一の規模だ。そんな中国から見れば、ほとんどの国が「小さい国」に見えてしまうのは仕方がないことなのかもしれない。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の国土面積はロシア、カナダ、米国に次ぐ世界4位の広さであり、13億人を超える人口は世界一の規模だ。そんな中国から見れば、ほとんどの国が「小さい国」に見えてしまうのは仕方がないことなのかもしれない。

 中国メディアの網易はこのほど、世界には「小さい国ながらも、極めて優れた国が3つある」とし、そのうちの1つが中国にとっての隣国である日本だと伝えている。

 記事は「世界には200を超える国があり、そのなかで国土面積が大きな国は数えるほどしかない」と指摘し、世界の国のほとんどが中国から見ると「小さな国」となると主張する一方、世界には「小さいと言えども、国土面積の大きな国を凌ぐほどの力を持つ優れた国も存在する」とし、それは日本とイスラエルとシンガポールだと指摘した。

 続けて、日本について「国土面積が中国雲南省とほぼ同じ」ほどしかないと指摘する一方、日本は経済力、科学技術力、軍事力のいずれにおいても世界有数の力を持っていると強調し、その国力は世界トップレベルであるのは間違いないと指摘。つまり、日本は世界で最も優秀な小国の1つと言えるとし、「その国力に比類できる国は世界に数えるほどしかない」と主張した。

 続けて、2つ目の優れた国としてイスラエルを挙げ、イスラエルの国土面積は日本よりはるかに小さく、人口も800万人ほどしかいないと指摘。それでもイスラエルの科学技術力と軍事力は極めて高く、「大国以外の国のなかでは最強の国の1つ」だと主張し、それゆえ「優れているとしか言いようがない」国だと論じた。また、シンガポールはイスラエルよりさらに小さく、国土面積は1つの「都市」ほどしかないが、1人あたりGDPが日本などを優に上回る6万ドル(約658万円)弱の非常に豊かな国だとし、独立から短期間で経済強国に成り上がったシンガポールも極めて優秀な国だと指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)