参議院議員の河井案里被告の公設秘書が、去年の参議院選挙をめぐり車上運動員に違法な報酬を支払った罪に問われた裁判で、最高裁は秘書側の上告を退ける決定をした。秘書の有罪判決が確定することになる。

 河井案里被告(47)の公設秘書・立道浩被告(55)は、案里被告が初当選した去年の参議院選挙をめぐり、車上運動員に違法な報酬を支払った罪で起訴された。1審の広島地裁は「被告は遊説活動に主体的に関与したうえ、自らの判断で支払いや隠ぺいを指示した」などとして、懲役1年6カ月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡し、2審もこれを支持した。

 立道被告側は判決を不服として上告していたが、最高裁は28日までに退ける決定をした。立道被告の有罪判決が確定することになる。確定すれば、広島高検は年内にも案里被告の当選を無効とする連座制の適用を求め、広島高裁に訴えを起こすものとみられる。
(ANNニュース)