Appleが2020年11月11日(水)のイベントで発表すると目されている「Apple Siliconを搭載したMac」について、Apple関連情報を扱うニュースサイト・9to5Macが、「Apple Silicon版MacではGoogleやFacebook製のアプリが利用できないおそれがある」と報じています。

iOS apps will run on Apple Silicon Macs, but major developers have already opted out of the Mac App Store - 9to5Mac

https://9to5mac.com/2020/11/09/ios-apps-will-run-on-apple-silicon-macs-but-major-developers-have-already-opted-out-of-the-mac-app-store/

Major developers opt out of Mac App Store ahead of Apple Silicon launch | iMore

https://www.imore.com/major-developers-opt-out-mac-app-store-ahead-apple-silicon-launch

Appleは独自開発のプロセッサ「Apple Silicon」の開発を進めており、11月11日にAppleが開催する「One more thing」イベントでは、Apple Siliconを採用したMacである「Apple Silicon Mac」が発表されるとみられています。

Appleが11月11日に発表イベント「One more thing」を開催、ついにApple Silicon採用Macの発表か - GIGAZINE



Apple Silicon Macの特徴の1つは、iPhoneやiPadと同じプロセッサが搭載されているため、「アプリ開発者がmacOS向けアプリを提供していなくても、AppleユーザーはMacにiOSアプリをダウンロードしてインストールすることができる」という点です。従って、Apple Silicon MacからMac App Storeにアクセスすると、全てのiOSアプリが利用可能なはずですが、実際には複数のiOSアプリがMac App Storeから欠落していること、9to5Macの報道により判明しました。

9to5Macの調べによると、既に複数の大手iOSアプリ開発者が「Apple Silicon Mac向けのMac App Storeにアプリを提供しない」という選択をしていることが分かっているとのこと。そのうちの1つがGoogleです。これにより、iPhoneでは利用可能な「YouTubeアプリ」「Googleマップ」「Googleドライブ」「Gmailアプリ」といったGoogle製アプリが、Apple Silicon Macでは使えないことになります。



また、FacebookもGoogleと同様に、Apple Silicon Macにアプリを提供しない方針をとってるため、「Facebookアプリ」のほかFacebook傘下のサービスである「Instagram」「WhatsApp」「Messenger」などのアプリもApple Silicon Macでは使えません。そのほか、「Amazon Prime Video」「Disney+」といったエンターテインメントアプリや、「Candy Crush」「Among Us」「Real Racing 3」などの人気ゲームアプリも、Apple Silicon Mac向けのMac App Storeからは入手できないとのことです。

この報道を取り上げたニュースサイトiMoreは、「現状Mac App Storeから入手できないアプリでも、開発者の準備が整い次第Mac App Storeで提供される可能性があります。しかし、少なくともAppleが最初のApple Silicon Macを発表する時には、人気のiPhoneやiPad向けアプリがストアに存在していないおそれがあるようです」とコメントしました。