楽天・涌井=楽天生命パーク

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○ 楽天 9 − 3 ソフトバンク ●

<20回戦・楽天生命パーク>

 楽天は連敗を4でストップ。貯金を再び1とした。先発の涌井が8回2失点の好投で自身4年ぶり8回目となる10勝(3敗)到達。史上初となる3球団での最多勝獲得が現実味を帯びてきた。

 涌井は初回、3番・柳田、4番・中村晃を連続三振に仕留めるなど無失点スタート。打線の大量援護を得た2回以降はテンポ良くアウトを重ね、4回までゼロを並べた。5回と8回に1点ずつを返されたが、8回6安打2失点の安定投球。本拠地で節目の白星をゲットし、勝利数リーグ2位の美馬(ロッテ/8勝2敗)に2差をつけた。

 打線は初回、2番・鈴木大の適時二塁打で先制。その後もソフトバンク先発・武田の乱調に乗じ2安打で4点を先取した。2回は9番・小郷が左越え1号ソロなどで3点を追加。2回までに7点を奪い試合の大勢を決めた。