アップル、iPhoneの写真品質を改善する英スタートアップを買収(Bloomberg報道)
これらの届け出はアップルがSpectralを買収したことを示している──Bloombergはそう主張しています。実際、同様の届け出はアップルがモーションキャプチャ企業を買収したと噂されたときも確認されていました(Denwood氏の扱いも同じ)。
Spectralの技術は機械学習と画像融合技術を用いたもので、スマートフォンの写真で撮った写真に赤外線で撮影した写真を写真を合成し、画質を改善するという内容です。Crunchbaseの同社のページでは、「ディープラーニングを組み込んだ特許取得済みの画像融合技術によって、あらゆる画像の色、ディテール、鮮明度を一層高めます」と技術が紹介されています。
▲米TechCrunchの記事で紹介されたSpectral Edgeによる画像改善の作例
アップルがiPhoneのカメラアプリを改良するためにSpectralを買収した可能性は、想像に難くありません。たとえばiPhone XS/XS Maxから採用されたスマートHDRやiPhone 11シリーズのDeep Fusionには、画質を改善するために機械学習が採用されています。
今年に入ってからも、アップルはかなりの数の新興企業を買収しています。2月にはデジタルマーケティングのスタートアップDataTigerを買収。6月には自動運転技術開発のDrive.aiを買い取ったことで自動運転車開発プロジェクト「Project Titan」の強化が噂されていました。
iPhone 11シリーズは米批評誌にもカメラ性能の向上が高く評価されていましたが、サムスンもこれに対抗して次期フラグシップGalasy S11(仮)ではカメラを大幅強化すると見られています。スマートフォン大手各社のカメラ競争は、2020年もいっそう熾烈さを増しそうです。
