海外駐在員が住みやすい都市、台北が世界1位 2年連続

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(ベルリン中央社)海外駐在員のためのコミュニティーサイト「インターネーションズ」が3日に発表した、外国人が住みやすい都市の最新ランキングで、台北市が昨年に続き総合1位となった。

ランキングは、2万人超の会員が提供する最新情報に基づき、82都市における生活の質や就業、暮らしへの順応など5項目について評価したもの。2位はクアラルンプール、3位はホーチミン。東京は26位だった。

項目別で台北が高い評価を受けたのは生活の質(3位)、財務・住宅(4位)、生活コスト(4位)。一方で、暮らしへの順応(18位)と就業(20位)は若干評価が低めだった。中国語に不便を感じる人が多いことが指摘されている。

台北での生活で満足度が高かったのは交通(98%、世界平均70%)、医療品質(94%、同73%)、治安の良さ(96%、同81%)、生活コスト(71%、同43%)など。実例として、台北で働くインド人の「生活費が日本や韓国、香港と比べて相対的に安い。健康保険制度や治安の良さも魅力的」というコメントが紹介された。このほか、地元の人がやさしい(80%、同64%)、社交生活が楽しい(67%、同55%)などと感じる人の割合も多かった。

(林育立/編集:塚越西穂)