<レスリング世界選手権2019・7日目>女子フリー62キロ級銅メダル決定戦、勝利し姉・梨紗子と涙する川井友(右)(撮影・会津 智海)

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 東京五輪予選を兼ねたレスリングの世界選手権第5日が20日、カザフスタン・ヌルスルタンで行われ、女子62キロ級の川井友香子(22=至学館大)が3位決定戦に勝って銅メダルを獲得し、日本協会の選考基準を満たして東京五輪代表に内定した。

 元日本代表の母・初江さんと姉・梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)の声援を受けながらテクニカルフォールで悲願を達成し、「今回メダルを獲るか獲らないかでは全然違う。最低限のメダルが獲れた」と涙を流した。

 リオ五輪63キロ級金メダルの姉・梨紗子は女子フリースタイル57キロ級ですでに五輪代表に内定を決めており、姉妹での五輪出場が実現した。レスリングで姉妹同時の五輪代表は2004年アテネ、08年北京両五輪で姉の伊調千春、妹の馨以来。

 また、これにより五輪4連覇の伊調馨(35=ALSOK)は五輪出場の可能性が事実上なくなった。

 ◆川井友香子(かわい・ゆかこ)1997年(平9)8月27日生まれ、石川県津幡町出身の22歳。津幡中―至学館高―至学館大。両親は元レスラーで、元日本代表の母・初江さんがコーチを務めていた金沢ジュニアで、姉・梨紗子に続いて競技を始める。3姉妹の次女で、三女・優梨子もレスラー。18年U―23世界選手権で金メダル、世界選手権で銀メダル。