YouTubeがクリエイター向けの稼げる機能「チャンネル メンバーシップ」などを「強化」すると発表

YouTubeが公式ブログで、YouTubeでムービーを公開するクリエイターたちがお金を稼げるサービスをさらに「強化」することを発表しました。
Official YouTube Blog: Live from VidCon: Creating new opportunities for creators
https://youtube.googleblog.com/2019/07/live-from-vidcon-creating-new.html
YouTubeが動画クリエイター向けの稼げる新機能「Channel Memberships」「Merchandise」「Introducing Premieres」を発表 - GIGAZINE

◆スーパーステッカー
「スーパーチャット」ではライブ配信のコメント欄にハイライトや時間によって流れない「特別なコメント」を表示させることが可能でした。今回追加された「Super Sticker」では、コメント欄に文字だけではなくスタンプも送信可能になったとのこと。
以下の画像をクリックすると、「Super Sticker」ではGIF画像のように動くスタンプも送信できることがわかります。

スーパーチャットは今やYouTubeの一番の稼ぎ頭になっており、その売上は前年比で65%も増加しているとのことです。
◆Membership Levels
チャンネル メンバーシップでは月額会費4.99ドル(約540円)を支払うことで、特定のチャンネルの有料会員になることが可能でした。今回発表された「Membership Levels」ではクリエイターは会員に最大5段階の「会員レベル」を設定することが可能です。クリエイターはそれぞれの会員レベルの月額会費を自分で設定することができ、それぞれの会員レベルには異なる「特典」が用意されているそうです。
YouTubeが人気YouTubeチャンネルFine Brothers Entertainmentと協力してMembership Levelsを先行実験したところ、チャンネル メンバーシップによる収益が6倍になったとのことです。
◆グッズの棚
グッズの棚機能によって、クリエイターはTeespringでロゴ入りTシャツやスマートフォンケースなどの独自ブランドグッズを製造・販売することが可能でした。今回の発表によると、グッズの棚機能で利用できるグッズ製造・販売業者に新たにCrowdmade、DFTBA、Fanjoy、Represent、Rooster Teethを追加するとのことです。
◆Learning
YouTubeはオンラインでの学習講座を強化する目的で、学習用ムービーを公式に提供するとのこと。YouTubeは学習講座をさまざまな分野に拡大する予定ですが、プロジェクト開始時点では、Khan Academy、TED-Ed、Crash Courseなどの「信頼できるパートナー」のムービーを扱うそうです。

記事作成時点では、JavaScript講座や、化学講座が公式ブログで紹介されていました。
◆YouTube Giving
クリエイターは自分のチャンネルに視聴者に募金を促す「Donation(寄付)」ボタンを追加できるようになります。

募金先については、クリエイターが非営利団体の中から選択できます。YouTube Givingはアメリカの一部クリエイターで2019年内に利用可能になる見込みです。
これらのサービスはクリエイターの収入を強化してくれる一方、YouTube自身の売上の助けにもなっています。公式ブログによると、YouTubeの総収益はサービス実装前に比較して2倍以上に増加しているとのこと。さらにLearningやDonationを追加することで、オンラインからクリエイターが世界をより良く変えることを手助けする姿勢を表明しています。
