ミレニアル世代は広いバルコニーが欲しい!?
社内外のミレニアル世代に対し、暮らしに対する価値観や欲しい設備などを調査。室内干しスペースや2カ所の洗面ボウルへのニーズが高いことや、幼少期は子ども部屋と主寝室を1部屋として使いたい、庭よりもリビングとつながる広いバルコニーが欲しいといった声を把握。これらを設計に反映した。
出典:日刊工業新聞2019年6月24日
4月就任した池田社長「住宅市場は規模縮小やニーズの多様化に直面」
《2月下旬に、三井不動産の菰田正信社長から打診を受けた》
「大きなやりがいを感じたが、住宅市場は規模縮小やニーズの多様化に直面している。不安も同居していた。新しい仕事には、常に期待と不安が入り交じる状態で挑んできた。そんな性格をよく知る家族は、社長就任を単純に喜んでくれた」
《三井不動産の住宅事業出身で、マンション用地の取得を長く手がけた。時間とともに価値を高める“経年優化”に重きを置く》
「地権者さんたちと話し合いを重ねて青写真を描き、街を仕上げる過程が魅力だった。貴重な経験を積むことができた。街づくりは建てたら終わりではなく、地権者や居住者、社会、当社にも貢献する『三方よし』が理想。どんな仕事にも、この姿勢で臨みたい」
《ツーバイフォー工法に磨きをかけ、三井不動産グループとの連携をけん引する》
「商品企画力や技術力、施工力を盤石にし、事業環境の変化に即した体制を整える。業務効率化も重要だ。その上で医療や教育といった用途に大規模木造建築を提案し、次のタネを育む。ツーバイフォーに加え、より適した工法との混構造技術を高める必要もあるかもしれない。グループの力を最大限引き出し、事業を成長させる」
《週末の仕事が“当たり前”だった住宅事業で過ごし、趣味が少ない。これから没頭できるものを探す計画》(文=堀田創平)
【略歴】いけだ・あきら 85年(昭60)早大政経卒、同年三井不動産入社。15年執行役員、16年三井不動産レジデンシャル取締役常務執行役員、18年三井ホーム取締役専務執行役員。兵庫県出身、57歳。4月1日就任。
