不倫とどう違う? 今、主婦たちがハマる「婚外恋愛」の実態
「不倫」という言葉は、今はもう“古い”のかもしれない…。
主婦は「不倫」という言葉を封印し、「私は、恋愛している」と語る。
それが、「婚外恋愛」。
彼女らが語る「婚外恋愛」とは、今までいわれてきた「不倫」と、どう違うというのだろうか?
「不倫」と「婚外恋愛」の違い
「婚外恋愛」とは?
簡単に言ってしまえば、「不倫」かもしれない。
しかし、「不倫」という言葉と、「婚外恋愛」という言葉は、聞く側にとって、その“印象”を、ドロドロとしたものから爽やかな印象へと変えるマジックがある。
不倫をしている主婦たちは、「不倫=悪いことをしている」という認識が常にある。「倫理に反している」ということは、本人たちも重々わかっているのだ。
そこで、少しでも“自分のなか”で、それを「正当化」することによって、自分自身を保つ“言い訳”がほしかったのかもしれない。
「不倫ではない。婚外恋愛をしているのだ」と言い聞かせることによって、彼女たちは「現実の生活を維持したい」という願望があるのだ。
よって、彼女らにとって、婚外恋愛は“不倫”ではなくて「恋愛」なのだ。
婚外恋愛の「暗黙のルール」
婚外恋愛には「暗黙のルール」がある。
それは、「お互いの家庭を壊さないようにする」ということ。
「お互いに、お互いの家庭を壊す気持ちはない。自分の家庭は守っていきたいから」
そんなルールの上で成り立っているのが婚外恋愛。
お互いの家庭を壊すどころか、お互いの“夫婦間”の問題や、ストレスを気兼ねなく話せるのが、婚外恋愛の“相手”であり、主婦たちが求めている「彼氏」なのだ。
家庭に帰れば、“夫”がいる。しかし夫は、話をじっくり聞いてくれるわけでもなく、「綺麗だね」と言ってくれるわけでもない。
そして、“女”として見てくれるわけでもない。
そんな、モヤモヤした気持ちを「どうでもいいこと」にしてくれる魔力が、婚外恋愛にはあるのだ。
主婦が「婚外恋愛」する理由
なぜ、主婦たちは「婚外恋愛」という危ない橋を渡ろうとするのか?
それは、現実の「結婚生活」を維持するため。つまり、“家庭を守るため”に婚外恋愛をしているということである。
「矛盾したワガママな行為」と思う人が大半だろう。
「それなら、離婚すればいいのに」「子どもがかわいそう」「自分勝手」
そんな意見も聞こえてきそうである。
婚外恋愛している主婦たちも、そんな自問自答を繰り返している。
しかし、「夫は、“男”として見ることはできないが、必要な存在である」「子供には父親が必要」「家族を失いたくない」「彼氏を失ったら家庭での“顔”がつくれない」……。このような思いを切り捨てることができないでいる。
ならば、切り捨てるのではなくて、「割り切ってしまえばいい」。
家庭の中で、妻らしく、母親らしくいるためには、イキイキとした自分でなければいけない。そして、主婦だってワクワクしていいはずだと……。
そこで彼女たちが行き着いたのが「結婚生活と恋愛の両立」をすることだったのだ。
「婚外恋愛」が終わるとき
主婦たちは婚外恋愛することで、心も体も満たされる。“女”として優しく扱われることで、自己肯定感が高まり、自信がつく。
心の余裕にも繋がり、夫にも子どもにも優しく接することができる。家庭で穏やかに過ごすことができる……ということは、変に疑われることも少ない。ましてや、女は、根っからの“女優”である。
何が言いたいかというと、「婚外恋愛は長く続く可能性がある」ということだ。
先にもお伝えしたとおり、婚外恋愛には暗黙の「ルール」がある。
「お互いの家庭を壊してはならない」
このルールが破られそうな出来事に直面したとき、“恋人”は危機感を覚えるのだ。
たとえば、どちらか一方が、相手の家庭に深く入り込もうとしてきたときは、ふたりの別れが近づいているのかもしれない。
恋愛に苦しさや辛さはつきものだが、「婚外恋愛」は常に“嫉妬”の気持ちを押さえ込まなければいけないという、簡単ではない試練がつきまとう。
わかってはいるのに抑えられない感情と闘い、ときには負けてしまうこともある。
連絡が取れないことを不安に感じ、何度も何度も電話やメールをしてしまったり、恋人の立場ではなくて、“妻”や“夫”の立場を獲得したいと思ってしまったり、相手の夫婦関係が良好だと聞いてイライラしてしまったり……。
そうすると、恋人は「このまま関係を続けていくと、自分の家庭が壊されてしまうかもしれない」と感じたり、「要求がエスカレートしてきて、一緒にいることが苦痛」と感じたりして去っていくのだ。
婚外恋愛は、ある一定以上のものを望むと壊れてしまう。
お互いに“心地良く過ごせる人”でなければ成り立たないということである。
まとめ
婚外恋愛に対して、私は“肯定”も“否定”もしない。
倫理上、してはいけないことということも理解している。
でも、人を好きになってしまうことは、誰にも止めることはできない。
この世に男と女が存在するかぎり、婚外恋愛を減らせることはできても、抹消することは不可能なことなのだ。
