輸出に依存し、特に対中輸出の割合の大きい韓国経済が減速の危機に瀕している。中国経済の鈍化に伴い、韓国の輸出は減少の一途を辿っているほか、国内の消費も減退傾向にある。(イメージ写真提供:123RF)

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 輸出に依存し、特に対中輸出の割合の大きい韓国経済が減速の危機に瀕している。中国経済の鈍化に伴い、韓国の輸出は減少の一途を辿っているほか、国内の消費も減退傾向にある。

 中国メディアの捜狐はこのほど、韓国経済は他国の景気動向が波及しやすい構造であり、景気回復も速いが危機についても大きな影響を受けると伝え、中国経済に依存する韓国について「中国がくしゃみをすれば韓国が“即座に”風邪をひく」と伝えた。

 記事は、中国市場の韓国経済に対する貢献は極めて大きいと指摘し、1992年の中韓国交正常化依頼、中韓の貿易協力は日増しに拡大し、中韓両国の経済的な結びつきも強まり続けていると指摘。一部では、中国韓国の国境が日増しに曖昧になっているとの意見もあるほどだと伝えた。

 一方、韓国では消費が鈍化し、2016年に生産年齢人口がピークを迎える見込みであり、輸出主導型の韓国経済は中国経済の鈍化に応じて減速傾向にあることを指摘。さらに、これまで加工貿易によって発展してきた中国は経済モデルの転換を進めており、中国企業も技術力を高めていることから、韓国企業にとっては補完関係にあった中国企業との関係に変化が生じていると指摘。

 中国企業が韓国企業にとっての競合になりつつあるため、中国への輸出減少に拍車がかかっているとしたほか、輸出市場においても中国企業との競争に直面していることを指摘し、中国経済や中国企業の変化が韓国に悪影響をもたらしていることを紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)