学生の窓口編集部

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12月18日18時30分、ついに「スター・ウォーズ」の最新作、「フォースの覚醒」(エピソード7)が公開される。何しろ世界中で話題の大作シリーズだけに、ワクワクで待っている人も多いはず。タイアップのキャンペーンやコラボ商品などもあちらこちらで登場している。

それにしても、第一作(エピソード4/新たなる希望)が公開されたのは1977年、今から40年近くも前のこと。

物語の中の時系列とはちょっと違い、映画はエピソード4、5、6、それから1、2、3の順番で作られているので、その間のSFXの進化も著しく、まとめて観ると「なんか、時代が古いはずの1、2、3のほうがメカもバトルシーンも格好いいんじゃない?」なんて感想を覚える人も多いのではと思う。その点、今回公開の作品は時系列的にも最新なので、どんなに「ぶっ飛んだ」技術が出てきてもOK、と言えるかも。

いずれにせよ、シリーズが始まって以来の熱烈なファンも多い「スター・ウォーズ」には、こぼれ話もテンコ盛り。封切り直前のおさらいということで、以下、そのいくつかを紹介したい。

●「スター・ウォーズ」のスタート以来、数々のパロディやオマージュ作品も登場しているが、その中でも古典中の古典であり、ジョージ・ルーカス自身も大笑いしたと言われる名作が、「ハードウェア・ウォーズ(HARDWARE WARS)」。「スター・ウォーズ」第一作のわずか数ヵ月後に製作された作品で、大作映画の予告編という体裁をとり、13分あまりの長さしかないが、そのシーンとセリフのひとつひとつに、原作のパロディがぎっしり凝縮されている。

第一作を深く知っていればいるほど感動(というよりも大笑い)できる作品だが、出てくる宇宙船その他メカが、すべて家電製品や台所の小物で、しかもそれらが妙に「はまり役」なのも見所。数年前にDVD化もされているので、興味のある方は検索してみてほしい。

●旧シリーズ以来、テーマ曲と並んで「スター・ウォーズ」を代表する音楽としてお馴染みなのが「帝国のマーチ(ダース・ベイダー)」のテーマだが、これには、

「帝国はとても強い/戦艦はとてもでかい/ダース・ベイダーは強い/トゥルーパーは白い/デス・スターは丸い」

という、1980年代、SFマニアの間で流行った非公式歌詞がある。しかも作詞は岡田斗司夫氏。ちなみにこれには、「帝国はとても弱い/戦艦はなにもしない……」という、第三作(エピソード6)バージョンもある。

●旧シリーズ第二作・エピソード5「帝国の逆襲」のなかで、ミレニアム・ファルコン号が飛び抜ける小惑星帯のなかには、ジャガイモやスニーカーが混じっている(ただし、画像処理されているのでパッと見には岩石に見える)。

●旧シリーズ第三作・エピソード6の原題(副題)は「RETURN OF THE JEDI」。公開時、「ジェダイの復讐」という邦題が付けられたが、後に「ジェダイの帰還」に修正された。

どちらの名前に馴染みがあるかによって、ファンとしての年季の長さがわかる……というよりも歳がばれる?

ちなみにこれは「翻訳ミス」というわけではなく、公開前に一時副題が「REVENGE OF THE JEDI」だったことがあり、日本ではそれをもとに準備を進めていたためだという。

●旧シリーズ三部作でヒロイン、レーア・オーガナ姫を務めたキャリー・フィッシャーだが、その後、元女優という役で出演した映画「スクリーム3」には、「私もレイア姫のオーディションを受けたんだけど、誰が合格したと思う? ルーカスと寝た女よ!」という、「いいのかそんなこと言って」級のセリフを言うシーンがある。

なお、キャリー・フィッシャーは最新作でもレーア姫役で出演するが、出演のために約15キロのダイエットを強行したとか。

●新三部作のエピソード1に登場したジェダイの騎士、「クワイ=ガン・ジン」の名前の由来は「開眼した人(開眼人)」といわれている。

●新作には、旧三部作で活躍したキャプテン・ハン・ソロ、レイア姫も登場するが、すっかり歳をとってしまった2人に対して、ハン・ソロの相棒、ウーキー(猿人)のチューバッカは第一作からほとんど変化がない。これは、ウーキー族が数百年におよぶ寿命を持つ長命種である、という設定のため。

――とにかく、約40年にわたって作られてきた一大シリーズであり、映像化されていない設定も数多いだけに、こぼれ話やうんちくの類も掘り返せばいくらでも出てくるのだが、今回はこの程度で。

もちろん、新作公開が嬉しいからといって、「スター・ウォーズ」にそれほど興味のない相手に延々とうんちくを語っても引かれてしまうだけ。できれば同好の士と盛り上がるのにとどめよう。