文/印南敦史写真提供/茶道宗和流幼少期から、お茶の世界には近づきがたいものを感じていた。無理もない話で、「ルールがあって厳しい」「子どもには理解できない」など、あたかも近寄ってはいけない領域であるかのような、いま思えば非常に偏見に満ちた話ばかりを聞かされてきたからだ。だから、お茶を習っていた妻がたてたお茶をおいしく感じながらも、「味について偉そうに語っていいのだろうか?」などと考えすぎてしまったり