“人面魚”といえば日本では1990年頃にブームが巻き起こったが、このほど中国雲南省にある湖で撮影された人間の顔を持つ魚が話題となっている。この魚の動画は中国最大のSNS『ウェイボー(Weibo)』に投稿され、『USA TODAY』や『PEOPLE.com』などが伝えて拡散中だ。

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雲南省昆明市郊外の村の湖で、まるで人間の顔のような頭部を持つ“人面魚”が撮影された。湖の岸近くを悠々と泳ぐその魚は金色のコイのようで、頭部にある模様はホリの深い人間の顔そのものだ。2つの黒い目、大きな鼻孔、そしてしゃくれた顎だけを見ていると、それがコイであることを忘れてしまいそうになる。

ただ水質が悪いのか、酸素が足らないのか、それとも餌が欲しいのか、時折水面で口をパクパクさせており、苦しんでいるようにも見られる。

SNSユーザーはこのコイについて、「怖い」「人間そっくり」「この魚は食べたくない」「ハリーポッターのヴォルデモートに似てる」「耳もあるように見えるよ」「あまり遭遇したくない生き物」「もっと可愛らしい顔だったらいいのに」「おでこが異常にひろい人間だ」「まるで彫刻のよう」「何度も見てしまう」などといった感想が見受けられた。

ちなみに人間の顔のように見える動物は過去にもニュースとして取り上げられており、2017年には面長でアゴがしゃくれたインドの人面ヤギが、2015年にはワシ鼻や裂けた口を持つロシアの人面羊が話題になっていた。

画像は『The Sun 2019年11月9日付「SOMETHING FISHY Fish ‘with a human face’ creeps people out after being spotted in a lake in China」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)