タピオカ・ブームが、どうにも止まらない。いったいどこまで行くの? と思っている人もいるだろうが、この勢い、ちょっとやそっとでは止まりそうもない。これが本物のブームというヤツだ。

とうとう、こんなものまで登場した。2019年7月22日に投稿されたツイートが話題になっている。

場所は、広島県の観光地・宮島だ。タピオカ入りの抹茶、商品名はなんと「鹿のUNTEA」というらしい。アンティーと読むのか、それともウンティーなのか。ウンティーだと、タピオカの外見が鹿の〇〇と酷似しているため、なんとも微妙な雰囲気が漂ってくる。

「ネーミングセンスがあり過ぎる...ふんふんふん!」と、写真の投稿者・汐音さんも興奮気味のようだ。

Jタウンネット編集部は、宮島に電話して、詳しい話を聞いてみた。

名前のインパクトが売れる要因!?


タピオカがアレに見える? (汐音さん、@shione_kagekiのツイートより)

「鹿のUNTEA」を商品化した「みやじま食堂」の担当者は、「また鹿のウンティーのことですか?」と苦笑しながら答えてくれた。読みは、「ウンティー」で間違いないようだ。問い合わせや取材が殺到しているらしい。

「うちでは4種類のタピオカ入り商品を販売しているのですが、売れ筋ナンバーワンは抹茶です。ミルクティー、マンゴー、コーヒーの順番です」

発案者は誰ですか、と聞くと......、

「社長と料理長の強い熱意で商品開発を行い、5月から発売しました」

売れ行きは好調で1日200杯ほど、夏休みに入ってますます伸びているという。


売れ筋トップは「抹茶」だ(汐音さん、@shione_kagekiのツイートより)

タピオカが品薄状態という噂もありますが......と聞くと、「その点は大丈夫、手配済みです」との答え。今後の販売には、自信たっぷりな様子だった。「なにしろ、名前がインパクトありますから」と付け加えた。

「鹿のUNTEA」、運も味方に付けたようだ。


ボクには何の挨拶もないけど......?(汐音さん、@shione_kagekiのツイートより)