学生の窓口編集部

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カンピロバクター食中毒は、近年、日本で発生している食中毒の中で、発生件数が最も多い。

肉は美味しく、安全に食べたいもの

「カンピロバクター」とは、ニワトリ、ウシ等の家きんや家畜をはじめ、ペット、野鳥、野生動物などあらゆる動物が保菌している細菌のこと。平成20年には「食中毒の原因菌」として、ノロウイルスに次いで発生件数第2位となっている。

「カンピロバクター」は、菌に汚染された食品の摂取や動物との接触によってヒトに感染し、下痢、腹痛、発熱、嘔吐の症状が発生する。多くは1週間程度で治癒し、死亡例や重篤例はまれだが、若齢者・高齢者など、その他抵抗力の弱い者は重症化の可能性が高いので注意したい。

原因食品としては「鶏レバー」や「鶏のタタキ」など、鶏肉が疑われるケースが多い。また「牛生レバー」や不十分な殺菌による井戸水、湧水も注意が必要とされている。
なお、鶏肉も牛生レバーも、中心部を75度以上で1分間以上加熱することで細菌は死滅するという。食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて処理や保存を行い、食肉に触れた調理器具等は、使用後に洗浄や殺菌を行うことも重要だ。