Vol.2 ― イ・ジョンソク「大親友のキム・ウビン、ファンミーティングに来てくれて号泣しました」
彼は最近、韓国で放送終了したSBS「ピノキオ」の成功をけん引した。俗に言う、花の香りがするイケメンな外見、限りない支持を送るファンが存在するスター性がまず、イ・ジョンソクのもっとも大きな強みだ。そして、いつからか、多少演技のできる俳優として認識された。これは、カードゲームを通じて手にした名声ではない。デビュー初期の頃は演技力が問題となったこともあり、スター性に比べてまだ演技が足りないとの指摘を経て、今の位置に上り詰めた。
自身に対する評価がとても厳しい。それだけ、自ら鞭を打つ。
「初期よりは良くなりました。それでも未だに演じる時は緊張します。まだまだです(笑) 僕が演じる時に考えた部分を全てできなければ、まだ遠いと思います」
イ・ジョンソクは絶えず自身の演技について悩み、作品を研究する。まったく、難しい生き方をするタイプだ。少しはふてぶてしく見えるかもしれない外見とは違い、努力型で演技に対しても欲張りだ。
「僕も、以前はドラマを見ることが本当に好きでした。そこで、あらゆるドラマを探して見ました。今も好きですが、昔のように何もかも探して見たりはしません。時間もありませんが、見ながら感じる感情が昔とは違いました。以前は主人公の感情になって見ましたが、今は演技面から見てしまいます。どうやってあの感情を掴めたのだろう、というようなことを考えます。ドラマを見ているのに、仕事をしている感じだというべきでしょうか。ドラマが好きで俳優にまでなりましたが、ある瞬間、気楽に見れなくなりました」
そこで、彼は過去のインタビューで「人気はバブルだ」と発言した。彼を愛するファンは多少寂しく感じるかもしれない、謙虚な考え方だった。
「今なお、そう思っています。人気はいつかは下がるでしょう。それが当然だと思います。僕は先輩方のインタビューを読むことが好きですが、そうすると先輩方が歩んで来られた道が見えます。その道を見ながら多くのことを学んでいます」
イ・ジョンソクは先輩たちとの会話で演技に対する回答を見出そうとする。先輩が怖いのは、どこでも一緒だ。しかし、イ・ジョンソクは大先輩にアドバイスを求めることを躊躇わない。
「僕は、先輩方と共演する時の演技が楽しいです。先輩方が見せてくださる演技が本当に好きです。もちろん、小言も言われます(笑) ピョン・ヒボンさんとの共演は本当によかったです。僕がピョン・ヒボンさんに『お父さんから養子縁組を切らなければならない』と言うシーンがありましたが、僕が本当に演技に没頭してずっと泣いていました。台本には悲しみを堪えるようにと書いてありましたが、僕は泣いていたのです。ピョン・ヒボンさんを見ていると、なぜか止めどなく涙が出ました。実は、ピョン・ヒボンは僕が少しでも携帯をいじっていると指摘します。『くだらないことをするな』とおっしゃいます。その時間に台本を読めという意味です」
