空陸ミニドローン Rolling Spiderと跳べるJumping Sumo国内発表、1万円台で8月発売

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AR Droneなどのマルチコプターを手がけるParrotは、新製品のマルチコプター「Rolling Spider」と地上走行型ロボットの「Jumping Sumo」を発表しました。

両製品は、今年1月に米ラスベガスで開催されたCES2014のブースで展示されていました。

Rolling Spider・Jumping Sumoはパロットのネットワーク接続型ロボットの製品ラインナップである「MiniDrones」シリーズに該当します。

両製品共に無料のスマホ・タブレットアプリ「FreeFlight 3」を使って操作します。MiniDronesを使うと、空中や地上で障害物を飛び越えながら、レース・スラローム・アクロバットなどが行えます。
なお、同社のAR Drone、AR Drone2.0と同様にSDKを公開して自由にアプリの開発ができるエコシステムを構築するとのこと。

Rolling Spiderは屋内・屋外兼用で、飛行時の速いスピードと安全性の高さをうたいます。冒頭写真の通り、外側に2輪のホイールを付けたまま飛行したり、地上走行が可能。プロペラは安全性確保のため、何かが触れるとすぐに止まるよう設計されています。
内蔵バッテリーは充電式550mAhリチウムポリマーバッテリー。フル充電状態で約8分飛行可能。

税込メーカー希望小売価格は1万2800円。7月中に予約受付開始、8月発売予定。

Jumping Sumoは2輪車型地上走行ロボット。ジグザグ走行・突進・90度回転・最大80cmの高さや距離をジャンプしたり、内蔵カメラを通じて操作しているスマホやタブレットでその映像を見ることも可能。
走行モードは2種類を用意し、ホイールを縮めて狭い所にも入っていけるように設計されています。

内蔵バッテリーは充電式550mAhリチウムポリマーバッテリー。フル充電状態で約20分走行可能。
税込メーカー希望小売価格は1万9800円。7月中に予約受付開始、8月発売予定。