手倉森氏がリオ五輪監督就任、原委員長は「ダジャレに余裕を感じた」
2008年からベガルタ仙台を率いてきた手倉森監督はチームをJ1昇格に導くと、着実に強化を図って昨シーズンは2位に躍進。今シーズンはAFCチャンピオンズリーグ出場を果たしていた。
手倉森監督の就任に関して日本サッカー協会の原博実技術委員長は「いろいろなところに迷惑をかけるので、できるだけ目立たないようにやってきたけれど、どうしても話が出てきてしまった。クラブも理解してくれ、本人も今週に入って決断してくれたこともあり、今日の理事会で承認した」と経緯を説明。
新監督の手腕については、「コーチ経験も豊富で、いろいろな監督と一緒にやってきた経験もある。仙台では粘り強いチームを作ってきた。五輪予選がインターナショナルマッチデーに開催されないので、ロンドン予選でクラブ側と交渉して招集できた大津(祐樹)のように海外から連れてくるのは基本的に難しい。Jリーグを熟知していて、現場を長くやっている人を考えた時に、手倉森さんが次の五輪代表監督としてふさわしいと考えた。チームを同じ方向を向かせて戦わせるのがうまく、選手の良さを引き出す力がある。堅守速攻、前線からのプレッシングサッカー、今シーズンのようなポゼッションサッカーなどサッカーの幅も広く、試合前後のコメントやダジャレを見ていても余裕がある。信念がぶれないところも高く評価した」とコメントした。
また、来シーズンからスタートするJ3への参加を予定しているU−21選抜については、「そちらの監督も兼任すると、毎週指揮を執る必要が出てくる。他の有力選手を視察してもらうなど、五輪の監督として動きやすいように考え、選抜チームに関しては別の監督を立てる予定」という。
リオ:デ・ジャネイロ五輪を目指す代表チームは、来年1月12日からオマーンで行われるU−22アジアカップで本格的に始動。2015年5月には東アジアで1次予選(セントラル方式)を戦い、2016年1月に中東で開催される最終予選(同)に臨む。

