22日に行われたミラン対シオンの練習試合は、将来のミランのベンチについて話す機会ともなった。片や2010年からそのベンチに座るマッシミリアーノ・アッレグリ監督、そしてもう片方は将来的な候補者の一人、ジェンナーロ・ガットゥーゾ“監督”だ。だが、それはまだ先のことのようである。

試合はミランが6−0と大勝した。終了後、アッレグリ監督は「今、契約延長について話すのは、まったく意味のないことだ。今最も重要なのは、3位を維持し、可能であれば2位に入って、シーズンを終わらせることだ。スタートを考えれば、重要なシーズンとなるかもしれない」と話している。

さらに、「今後に関してはシーズン終了後に決めるということですか?」と問われると、アッレグリ監督は「私は常に自分の未来をささげている。生まれたときからね」と答えた。自分を追いやるのは他人ではない、ということだろうか。

アッレグリ監督は「後継者となり得る中で誰が最も準備できているか? 知らないよ。今はここにいることをうれしく思っているからね。喜んでここにいるんだ。ガットゥーゾには素晴らしいクオリティーがある。(フィリッポ・)インザーギはアッリエーヴィで素晴らしいことをしている。(クラレンス・)セードルフはまだプレーしているね。だから、すべてはまだ見てみなければいけない」と続けた。

一方、シオンで選手兼監督を務めるガットゥーゾは、次のようにコメントしている。

「ミランを指揮したくないと言えば偽善になる。でも、自分はまだまだ下積みをしなければいけない。指揮できることを示さなければいけないんだ。年明けに(シルヴィオ・)ベルルスコーニから連絡があった? あったけど、それは監督のことではない。別の役割に関してだったんだ」

「とにかく、ミランのようなクラブを率いる準備ができていないことは、自分で分かっている。シオンでもすでにドレッシングルームの管理に苦労しているんだ。父親のようにやらなければいけないが、選手は25人いるんだよ」

「イタリアで別のクラブを指揮? シオンとは選手としてあと1年の契約がある。自分に期待してくれた会長に感謝するために、足跡を残さなければいけない。でも、今は自分が監督だと感じているよ。シオンの会長は(マウリツィオ・)ザンパリーニ以上の指揮官をデビューさせてきたんだ。計画を立てるのは難しいよ」