東北新幹線「はやぶさ」が営業時速320キロに=中国版ツイッター
中国版ツイッター・微博のアカウント名・高鉄見聞さんが、東北新幹線「はやぶさ」が16日より国内最高となる時速320キロメートルでの営業を開始することを自身の微博上で紹介すると同時に、JR東日本は時速360キロメートルでの営業を目指していることも紹介した。
同つぶやきについて、中国のネットユーザーからは「別にたいしたことじゃないよ。わが国は時速350キロメートルで走ってるもの」と、中国高速鉄道のほうが速いというコメントがあったが、中国鉄道部が2011年7月1日に高速鉄道の最高時速を350キロメートルから300キロメートルに引き下げたことを知らないユーザーのようだ。
中国は「より安全性が増す」、「運賃を安く抑えられる」、「エネルギー効率の向上」という理由で減速を決定したが、実際には安全性への懸念や、運賃の高さへの批判が高まっていることが原因とする見方もある。
しかし、中国高速鉄道が営業速度を引き下げる一方で、新幹線が逆に速度を上げたことについて、「安全のために遅くしてるんじゃなかったのか? なぜ速度を上げた?」、「日本人は科学的じゃないな。時速を下げてこそ安全だろう」など、速度を上げることを批判するコメントが相次いだ。
さらに、中国高速鉄道が減速したことに対する不満も多く、「中国高速鉄道はいつになったら時速350キロメートルに戻るんだよ」、「中国は減速すべきじゃなかった」、などの批判的なコメントが相次いだ。
中国高速鉄道が減速を決めたのは、2011年7月23日に発生した追突・脱線事故と関係があるとも言われている。同事故の前から故障・トラブルが相次いでいた中国高速鉄道だが、当時からメディアを中心に営業速度にこだわる姿勢に対して警鐘を鳴らす声が高まっていたほか、高速鉄道の建設に携わった技術者からも、安全面で自信が持てないとして「自分は絶対に乗らない」との声があがっていたという。
一方、新幹線は1964年の開業以来、1度も乗車中の乗客が死亡する事故が発生していないなど、その安全性は折り紙つきだ。中国でも11年7月の事故を受け、新幹線の安全神話に注目が集まり、その安全性に対する評価が高まった。
プロフィールによると、高鉄見聞さんは北京市に住む男性だ。アカウント名の“高鉄”とは高速鉄道の略称で、微博では鉄道関係のニュースを中心につぶやいている。(編集担当:畠山栄)
