【華流】バラエティ番組が消えていく台湾テレビ界、司会者は中国へ
台湾の大手テレビ局が、「ベテラン司会者によるバラエティ番組を終了する」と発表。対象となるのは呉宗憲(ジャッキー・ウー)や利菁(リー・ジン)らが看板の約10本の番組で、台湾芸能界の様変わりを意味している。(写真は「CNSPHOTO」提供)
台湾のメディア関係者によると、「台湾バラエティ界で“三王一后”と言われ、長年人気を誇ってきた張菲(チャン・フェイ)、胡瓜(フー・クア)、ジャッキー・ウー、張小燕(チャン・シャオイエン)は、今の若者たちに楽しみや満足感を与えられない」とのこと。「テレビ局の数が多すぎて視聴率の安定が図れないほか、テレビ番組製作スタッフが中国で働くことになり、継続が困難な状況」だという。
当事者のジャッキー・ウーは、「中国での司会者のギャラは、台湾の2倍程度払ってもらえます。番組が終了したのは、僕が笑いを取れなくなったからではなく、たくさんあるチャンネルの中で競うと、視聴率をキープすることが難しいから」と断言。ジャッキーがメイン司会者を務める番組の製作費は、1回あたり80万〜100万台湾ドル(約232万〜290万円)で、それほど高額ではなかったとのことだ。
また、「節約したい作り手が、無名のタレントを出して低いコストでやり繰りしている番組も多い。最初の内は一部の主婦が見てくれるけれど、目新しさも話題もないので当然見なくなる。台湾のテレビ局は、製作費がねん出できず困っている」とスタッフによるシビアな暴露も。出稼ぎ状態で中国に行く台湾の司会者は、すでに30人を超えたという報告もあがっているそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
