中国人富裕層が海外不動産を購入する理由−中国特有の要因
前回、中国の不動産事情について報告しましたが、中国国内のみならず、潤沢なチャイナマネーは、世界の不動産市場に大量に流れ込んでいます。
日本でも北海道・千歳市に「ニトリパブリック」が、中国人富裕層向けに販売した別荘(一棟3000万円前後)17棟が完売したことは我々の記憶に新しいことです。
日本のみならず、中国人富裕層が海外不動産を購入する理由は以下の三点が考えられます。
1.中国における土地は国家財産であり、居住用土地所有権は、70年という期間限定のものである。
2.中国国内の不動産は既に高騰しており、価格下降の可能性が高い。(不動産バブルの懸念)
3.資産防衛のためのキャピタルフライト、投資対象国としては、香港・マレーシア・シンガポール・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド等があげられます。
不動産投資における三大要素である経済成長・インフラ基盤・人口増加といった要因だけでなく、中国人がターゲットとする案件・物件には様々な条件が考慮されています。
次回は中国人の購入判断(意志決定)となる、それらの条件を案内したいと思います。(執筆者:小山茂信 提供:中国ビジネスヘッドライン)
