ADCC世界大会に出場したこともあるグラップラーでありながら、変則的な構えから繰り出すハイキックやミドルで勝機を演出してきた王者ホーウィッチに対し、マクギヴェンは鋭いパンチからテイクダウン狙いで試合をリードする。

要所でミドルやハイをヒットする王者だったが、チャレンジャーは「練習相手の蹴りの方が威力があったので、ダメージはなかった」と試合後に振り返ったように、乱打戦を打ち勝つシーンが多くみられた。唯一のピンチといってもいい、オモプラッタから腕をアームロックのように足で極められたそうになった2R終盤のホーウィッチの攻めをしのぐと、寝技でもパスに2度成功し、アームロックを仕掛けたマクギヴェン。最後まで攻める姿勢を見せ続け、3−0の判定で涙の王座奪取となった。

参謀パット・ミレティッチが、「うちのジムにはライアンより強い選手はいる。でも、ライアン以上に努力する選手はいない」と言う努力の人が、IFLミドル級戦線の頂点に立った。

2008年開幕戦で新王者が誕生したIFL、次回大会は4月4日にニュージャージーで行われ、ライト級の神童クリス・ホロデスキーが、エクストリーム・クートゥアー所属になって初めての試合に挑むことが決定している。

IFL(International Fight League)プロモーションデータ