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 ◇セ・リーグ 阪神3―4ヤクルト(2026年6月23日 甲子園)

 今季の猛虎は火曜日の相性が良くない。ヤクルトに逆転負けを喫して4勝8敗で勝率・333に低迷。曜日別で最も低い。1―0の8回、3番手で登板した岩崎がまさかの4失点で今季2敗目。前回黒星が付いた4月14日巨人戦も火曜日で、不思議な巡り合わせに再び泣かされた。

 「次頑張ります。次頑張ります」

 同じ言葉を2度唱え、それ以上は語らなかった。そこに、左腕の胸の内が表れていた。登板9試合連続無失点で迎えたゲーム。1死二、三塁でオスナとの勝負を避けるようにして歩かせて満塁としたものの、これが結果的に裏目に出る。次の岩田に、初球のスライダーを叩かれて逆転の2点二塁打を浴びた。勢いづいたツバメ打線を止められず、さらに2点を失った。

 救援での1試合4失点以上は、19年4月13日中日戦以来7年ぶりで、キャリア5度目。今季のヤクルト戦初登板は、悔しさが残る形で終わった。

 「1―0でなかなか難しいゲーム展開。また切り替えて、あす(24日)以降にやってくれれば」

 痛恨の逃げ切り失敗にも、藤川監督はベテラン左腕を責めなかった。むしろ、先発の山野を攻略仕切れなかった攻撃面に目を向けた。「中盤でこちらがいい攻撃を仕掛ける必要があるかなと思う」。5回無死二塁では才木が送りバント失敗。投手がリランソに代わった7回は、1死二塁で、代打・糸原、1番の高寺が凡退した。

 巨人に並ばれ、3位ヤクルトに0・5差に詰められた。指揮官は「明日以降、いいゲーム展開に持っていかなければなと思う」と前を向いた。敗色濃厚の8回に飛び出した大山の2ランは、地力があるからこその抵抗。やられたら、やり返すだけだ。 (倉世古 洋平)

 ○…阪神は今季15度目の逆転負けで連勝が3でストップ。交流戦明け甲子園初戦の敗戦は18年以来8年ぶりで、19年からの連勝は6でストップ(20年は交流戦中止)した。

 ○…火曜日の試合は今季2度目の4連敗で4勝8敗。勝率.333は1試合のみの月曜日(0勝1敗)を除けば、曜日別で最も低い。