スポニチ

写真拡大

 岸和田競輪のG1「第77回高松宮記念杯」が21日に終了した。優勝したのは古性優作。3年ぶり3度目の大会制覇で、史上7人目となるG1・10Vの偉業を地元で達成。昨年は脇本雄太が優勝してG1・10Vだった。近畿の至宝2人が地元地区の伝統の大会で節目の優勝を飾ったことは感慨深い。

 決勝は単騎戦だった真杉匠(27=栃木)に注目していたが5着に終わった。道中は犬伏湧也―河端朋之の3番手を追走して仕掛けを逸した。「いろんな展開を想定して中四国の後ろ」と初手の位置取りはプラン通りだったことを明かした。

 2車単は古性―真杉の<2><5>が6.9倍で1番人気だった。オッズが示すように真杉が近畿を追走しているのでは、と思っていたファンは多かったはず。

 「近畿の後ろもあったけど、そこではないかなと。2、3着は獲れるかもしれないけど優勝は近くて遠い位置。古性さんを乗り越えないといけないので。(あくまで)優勝を狙っていた。1センターで行くべきだった。何もできず脚を使わずに終わってしまった」

 23年11月の競輪祭から遠のいている3度目のG1優勝はまたも成らなかった。

 獲得賞金は9000万円を超えて現在3位の真杉だが、優勝は4月の武雄記念だけ。今年の前半戦は悔しい結果が続いている。

 「前回(宇都宮記念)よりは良くなっているけど練習して脚をつけないことには…」。近畿にやられっぱなしでいるつもりは毛頭ない。

 気持ちの強い真杉だけに後半戦は反撃必至。次のビッグレースは3連覇が懸かっているG2サマーナイトフェスティバル(7月17〜20日、高知)。縦横無尽の走りにさらに磨きをかけて、強力な近畿王国に一泡吹かせたい。(亀田 克也)