スポニチ

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 ボートレース鳴門のSG「第36回グランドチャンピオン」が開幕する。地元・徳島支部からただ一人出場となる菅章哉(37)を直撃した。

 ――最近の調子は?

 「あまり良くない。成績が悪いですね。新燃料(地球環境に配慮したエタノール30%配合ガソリン)の影響もあると思います」

 ――菅選手の代名詞とも言えるチルト3で従来の燃料の伸び方を10として、新燃料ではどれくらい?

 「節によりますね。尼崎(8〜13日のG174周年、準優進出)は10でしたね」

 ――新燃料で行われた浜名湖のSGオールスターはどうだった?

 「最悪でした(6、6、5、6、3、6、5、2着)。これが一生続くなら(チルト3を)やめたいと思いました」

 ――ただ、今回の鳴門は従来の燃料

 「むちゃくちゃチャンスやと思っています。これまでのノウハウが使えるので」

 ――昨年7月、鳴門のグラチャン開催が決まった瞬間、どう思った?

 「絶対、人生をかけてこの大会に出ないと。最初で最後のチャンスやなと思っていたんで、強い気持ちで出ようって思って生きていました」

 ――それまで鳴門では16年オーシャンカップ、17年グラチャン、20年オーシャンカップとSGを開催。そのレースはどう見ていた?

 「見ていなかったです。あまりレースを見ないんです。家でいる時は家族でゆっくり遊ぶことが多いので。今でもSGとか自分が出ていなかったら見ないですよ(笑い)」

 ――そのグラチャン、地元では唯一の出場

 「優勝しか狙っていないんですけどね」

 ――背負うものは大きい?

 「背負うものはないですね。自分が優勝したいから優勝を目指すみたいな感じなので。別に地元のためとか誰かのためとかでもなく。ただの自分の夢なので」

 ――ファンの声援は意識する?

 「いつもと変わらないですね。毎節毎節、たくさん応援してくれるので。いい時も、ダメな時の方が多いんですけど、ホント温かい声援をくれるんで、そこは地元のSGだからとかは関係なく、常に感謝しかないですね」

 ――節間チルト3を貫く予定?

 「そんなことはないですよ(笑い)。5、6号艇の時は3度で行くと思うんですけど、後は特に決まっていないですね。その場その場で、勝てるチルトと勝てるコースで行くのがモットーで。それで、たまたまチルト3というのが目立っているだけなんですけど」

 ――確かに昨年9月のG1・72周年も、チルト3は序盤の2回だけだった

 「その時の流れやと思います。ホンマに全部3度で行くとかはないんで。臨機応変に行きます」

 ――地元の水面は大きなアドバンテージに?

 「そこはデカいと思います。調整に迷いがないので。いつも通りの調整をやって、いつも通りやるべきことをやって、後はスタートに集中するだけの繰り返しだと思います」

 ――グラチャンに向かう今の気持ちを“ドラクエ”に例えると?

 「その質問は準備していなかったッスね(苦笑い)。ワクワクしているんで、最後のカギを手に入れて、今まで開けられなかった扉とか宝箱とか、全部開けていく気分ですかね」

 ――スポニチ読者へ

 「舟券の買い方としては1節間“菅全全(1着固定の2、3着全通りで20点)”を買い続けてほしいですね。8回走って1万6000円ですか。それ以上キャッシュバックできるよう頑張ります」

 ◇菅 章哉(すが・ふみや)1988年(昭63)7月2日生まれ、徳島県出身の37歳。徳島支部の105期生として2009年11月11日、鳴門でデビュー。10年4月25日、尼崎で初勝利。12年4月9日の下関G3新鋭リーグ戦で初優出初優勝。通算成績は3616走920勝97優出36V(うちG1は25年4月9日の津73周年と同年10月4日の多摩川71周年)。同期に塩田北斗、佐藤翼、磯部誠、渡辺優美ら。1メートル59。血液型B。