北中米ワールドカップを戦う日本代表のDF長友佑都(FC東京)が17日の練習後、報道陣の取材に応じ、左膝の負傷で全体練習を欠席したMF久保建英(ソシエダ)について「決勝トーナメントで帰って来れるでしょ。タケ(久保)なら」と前向きな見通しを語った。

 14日のグループリーグ初戦オランダ戦で先発出場した久保は後半途中の接触プレーで左膝を負傷。15日に病院でMIR検査を受けた結果、W杯に臨むチームから離脱するほどの大事には至らず、帯同したまま早期復帰に向けた治療とリハビリを行うことが決まった。

 そうした中、取材に応じた長友は「タケのためにも」と思いを寄せ、決勝トーナメントでの復帰に期待。「それを信じてタケのためにも絶対に勝ち上がらないといけない。彼も引っ張ってきた人間だし、日本に絶対的に必要な選手なので、彼が帰ってくるまでしっかりつなぐ」と意気込んだ。

 さらにMF堂安律(フランクフルト)も「こういう事態(ケガ)が起きるのもW杯の一つ。ただ幸い、タケは離脱せずに可能性を探りながらこうやって一緒に戦える。僕たちが彼のためにステージを用意できる場所はあると思うので、僕らは必死に戦って、またピッチに戻ってこられるように時間をかけて、ここに帰らないようにしていきたい」と決意を表明。チームの結束を誇った。

 またチームキャプテンのDF板倉滉(ボルシアMG)は「彼自身もチュニジア戦に向けてできることをやっている。他の選手もみんなが次を向いて、次のチュニジア戦に向けてできることをやっている」と強調。勝利が求められる20日の第2戦チュニジア戦に向けて「総力戦だと思うので、誰が出てもいい結果を出せるようにというのを常日頃から口酸っぱく言いながらやっている」と不在を埋めるパフォーマンスを誓った。

(取材・文 竹内達也)