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コメどころ熊本は、水も美味しく、炊いたご飯は格別です。それでも・・・

【写真を見る】【全国1位】「ふりかけ」の支出トップは熊本市!熊本人のDNAに刻まれた “ふりかけの元祖”『御飯の友』とは?

総務省が発表したデータによると、1世帯あたりのふりかけの「年間支出金額」で、熊本市が全国1位に輝きました。

<ふりかけの年間支出金額>
 1位:熊本市 2697円
 2位:山口市 2597円
 3位:福井市 2561円

本当に売れているのか?

熊本市内のスーパーを覗いてきました。

「1袋が3日でなくなる」という家庭も

ふりかけ売り場には定番からソフトタイプ、少し高級なものまで、なんと80種類以上の商品がずらりと並びます。

ふりかけを買い求める人の姿は絶えません。買い物に来た熊本市民に話を聞いてみました。

――何袋買いましたか?
熊本市民「けっこう買いました。ふりかけだけで6個くらい。弁当を2つ作るので結構混ぜますからね。これ(1袋)だったら3日か4日くらいでなくなります」

熊本市民「混ぜ込み系と、孫がかけて食べる。家には常にあります」

熊本市民「子どもがお弁当を持っていくので、混ぜ込み系を買います」
――熊本市がふりかけ支出額、全国1位になったんです。
熊本市民「『御飯の友』が有名ですもんね」

不動の人気『御飯の友』とは?

こちらのスーパーでは、ふりかけが1日平均150点、年間で約5万5000点も売れるといいます。その売り上げを大きく牽引している商品がありました。

みやはらZ南熊本店 橋本憲明店長「フタバの『御飯の友』は相当売っている実感があります」

ふりかけ販売数の約3割を占めるという『御飯の友』。売れ筋の商品スペースに陳列されていました。

橋本店長「不動の位置に陣取っている一番売れている商品です。給食にもフタバの『御飯の友』の小袋が定期的に出ていましたから、熊本県民のDNAに『御飯の友』が組み込まれているのかもしれませんね」

“ふりかけの元祖” は『御飯の友』

『御飯の友』を手がけているのが、熊本市西区にある食品メーカー「フタバ」です。

工場を訪ねると、原料となる「いりこ(煮干し)」「たまご」「のり」「ごま」などを混ぜ合わせていました。

実は『御飯の友』は “ふりかけの元祖” と言われています。

考案したのは、薬剤師?

誕生したのは今から100年以上前。

当時の日本人のカルシウム不足を補うため、薬剤師が小魚の粉末をつぶして考案したのが始まりだと伝えられています。

人々の健康を願って生まれた御飯の友。最もこだわっているのは、主原料である「いりこの粒」です。なんと、原材料の40%以上は いりこを使用しています。

フタバ 田上多聞取締役「脂の多い いりこが多いときは、脂の少ない いりこと混ぜ合わせて、御飯の友に合うように作っています」

熊本で育った記者も慣れ親しんだ味です。

記者「口いっぱいに いりこの風味が広がり、子どもの頃から食べていた “変わらない味” です」

受け継がれる根強い「ふりかけ文化」

担当者に「熊本市がふりかけ全国1位になった」ことを伝えると…。

田上取締役「うちのふりかけが売れているかと聞かれたら、増えたかな?という気もするんですけど…」

手応えは無さそうですが、熊本にふりかけの食文化が深く根付いている証拠なのではと話します。

田上取締役「祖父や祖母の代から『御飯の友』は食べられ続けてきていると思います。それが次の世代、また次の世代にという形で続いていっているのでは」