きょうのポンドドルは緩やな買戻されており、1.34ドル台に再上昇。ただ、狭い範囲での値動きに終始しており、様子見の雰囲気が続いている。200日線が1.3420ドル付近に来ているが、その水準を挟んで上下動している状況。一方、ポンド円は東京時間に214円台半ばに下落していたものの、海外時間に入って215円台に上昇している。

 現在のポンドはやや割高な水準にある可能性があるとの指摘がアナリストから出ている。市場は英政治リスクを十分に織り込んでいないという。与党労働党が最近の地方選挙で振るわなかったことを受けてスターマー首相の指導力に不透明感が広がっている。また、先週にはヒーリー国防相とカーンズ国防担当相が政府の防衛計画を批判して辞任した。さらに木曜日の補欠選挙でバーナム氏が勝利した場合、スターマー首相の党首職に挑戦する可能性もある状況。

 アナリストはこうした政治的な不確実性に加えて、木曜日には英中銀の政策委員会(MPC)も控えており、そのため、ポンド相場のリスクは下方向に偏っているとの見方を示している。

GBP/USD 1.3425 GBP/JPY 215.42 EUR/GBP 0.8647

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美