【W杯】11番がうざい “本田節”連発でトレンド入り NHK小宮山アナが好アシスト
サッカーW杯の日本―オランダ戦を放送したNHKで元日本代表MF本田圭佑(40)が解説を務め、話題となった。SNSでは「本田の解説」がトレンド入り。“本田節”をアシストした実況の小宮山晃義アナウンサー(42)の手腕も光った。
あの解説が4年ぶりに帰ってきた。「やば!(身長)193(いちきゅうさん)のウインガー?」「11番(ハクポ)がうざい」「レフェリーはイエロー」、面識があまりない選手を呼ぶ時は「さん」付け。日本が土壇場で追いつくと「イエス!」と大声で連呼。率直で独特な言い回しが数多く飛び出し、SNSでは「本田の解説」がトレンド入りした。
2022年のカタール大会でABEMAで解説に初挑戦。選手視点の切り口に加え、サポーターのように一喜一憂する一面も見せ、話題をかっさらった。NHK担当者も起用理由を「選手、監督目線の戦術眼。親しみやすい本田節。2つを兼ね備えた方は希少」としていた。
この日も「これ左やって!言っとくわ、左」と、日本が攻めで使うべきサイドを指摘。「11番(ハクポ)と18番(マレン)の連係がいい」とオランダの強みも挙げるなど、専門的な部分もピッチレベルでしっかり伝えた。一方、オランダ選手について「(普段)どこでプレー?」、今大会で導入された飲水タイムに「これ何すか?」などと、素朴な発言をする場面もあった。
サッカーにあまり触れてない視聴者も抱くであろう疑問を全て解決したのが実況のNHK小宮山アナだ。豊富な知識で即座に答える様子も大きな話題となった。W杯の実況を担当するのは今大会で3大会連続。サッカー名門の暁星高出身で、在学時は2学年上に元代表で現在は代表コーチの前田遼一氏(44)がいた。慶大卒業後、2006年に入局し、Jリーグの取材を多く経験してきた。
フォローも完璧だった。本田が審判のオフサイド判定が遅いと苦言を呈せば、判定ミスによる得点機会をなくすための「オフサイドディレー」があることを即座に補足した。正確かつ公正な進行が求められるNHKアナらしからぬ“ノリ”もあった。
NHK関係者は「本田さんの解説はもちろん、小宮山アナの局内評価もさらに高まっています」と明かした。そして、「何より代表の活躍で放送が盛り上がって、これ以上ないスタートを切ることができた」と今後に向けた手応えを口にした。
◇小宮山 晃義(こみやま・てるよし)1983年(昭58)9月27日生まれ、東京都出身の42歳。06年入局。初任地の名古屋から甲府、東京、福岡などを経て現在は大阪放送局。五輪・パラリンピックの実況やキャスターも担当。1メートル88。
