【速報】天皇陛下がお一人でオランダの博物館を訪問 滞在後初めて報道陣の前に 滞在先ヘット・アウデ・ロー城に隣接する宮殿の博物館へ 20年ぶり滞在に両陛下「非常に懐かしい」
オランダ公式訪問中の天皇陛下は、滞在先のヘット・アウデ・ロー城近くのヘット・ロー宮殿博物館を訪問されました。
現地時間の13日からオランダを訪問している天皇皇后両陛下は、アペルドールンにある王室の別邸、ヘット・アウデ・ロー城に滞在されています。
天皇陛下は現地時間の15日午後3時15分ごろ、ヘット・アウデ・ロー城に隣接するヘット・ロー宮殿博物館をお一人で訪問されました。天皇陛下が滞在先に入ったあと報道陣の前に姿を見せられるのは初めてです。
ヘット・ロー宮殿は、今の王室の祖先で17世紀後半から18世紀初めにかけてのオランダ総督ウィレム3世とメアリー2世夫妻が暮らした由緒ある宮殿で、現在は博物館として、かつて使っていた部屋なども一般公開されています。
両陛下が王室の別邸であるヘット・アウデ・ロー城に滞在されることになったのは、長年にわたる皇室と王室の親交を踏まえ、オランダのウィレム・アレキサンダー国王夫妻の特別な配慮だということです。両陛下はこのヘット・アウデ・ロー城で、16日まで長距離移動の疲れや時差で乱れた体調を整えられています。
国王夫妻は「静かな環境で旧交を温めたい」という思いから、両陛下をヘット・アウデ・ロー城に招待したということで、現地時間の14日夜、ヘット・アウデ・ロー城を訪れ、サッカーワールドカップ日本対オランダ戦を両陛下とともに観戦しました。
両陛下は2006年、皇后さまの静養のため当時4歳だった愛子さまを伴ってオランダを訪れた際、このヘット・アウデ・ロー城に2週間滞在されています。
当時、ご一家は城のお堀の周辺や緑あふれる森林の中を散策したり、黒鳥やカモに餌を与えたり、両陛下で城を囲む広大な森林「ロイヤル・フォーレスト」でドライブをされたりしました。
また、愛子さまはお城の庭の芝生の上でフラフープをしたり、どんぐりの実を拾ったり昆虫観察をしたりもしていて、ご一家でゆっくりとしたひとときを過ごされた思い出の場所でもあります。
2006年のオランダでの静養の後、両陛下は、「すばらしい自然の残るヘット・アウデ・ロー城内外で有意義な時間を過ごすことができました。オランダ王室の方々とご一緒にゆっくりとした時間を過ごせたことなど、多くの方々とこのような心温まる交流ができたことはとても貴重な体験でした」と文書で感想を寄せられました。
現地時間の13日、20年ぶりにヘット・アウデ・ロー城に到着した際、両陛下は非常に懐かしいと感じるとともに、当時と変わらず城の周りのお堀に黒鳥がいるのを見て喜ばれていたということです。
また、到着翌日の午後は1時間ほど周辺を散策し、愛子さまが当時遊んだ場所も訪れ、懐かしく感じられたということです。