「雌雄鶏図」が日本初公開 ロックフェラー家夫人が集めた花鳥版画展

アメリカの名門財閥・ロックフェラー家の夫人が集めた、歌川広重や葛飾北斎などの花や鳥を描いた版画のコレクションを紹介する企画展が、津市の三重県立美術館で開かれています。
企画展では、歌川広重や葛飾北斎など、江戸時代の人気絵師による花や鳥を描いた版画163点が展示されています。
これらの作品は、アメリカの大富豪・ロックフェラー家の夫人で、日本の美術作品に深い愛情を注いだアビー・オルドリッチ・ロックフェラーによる花鳥版画に特化した珍しいコレクションから選ばれたもので、日本での公開は35年ぶり。
現存すること自体がまれとされる版画の下絵や、涼しげな色合いで描かれた保存状態のよい団扇絵など、貴重な作品も並びます。
世界的に高い人気を誇る絵師・伊藤若冲の作品「雌雄鶏図」は日本初公開。
通常、版画は複数枚作られますが、この作品は現存するものが世界で1点しか確認されていません。
企画展「ロックフェラー・コレクション花鳥版画展」は、津市の三重県立美術館で7月26日まで開かれています。
