目指すのはリーチ、そしてツモ。Mリーグ創世記を支えた“リーチ超人”が再び強さを示した。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2026」予選1stステージH卓が6月12日に行われ、村上淳(最高位戦)がトップ・2着で首位通過を決めた。2位通過は御崎千結(協会)。

【映像】村上淳、大きな声で「リーチ!」からの跳満ツモ

 第1試合は村上、鈴木たろう(赤坂ドリブンズ・最高位戦)、御崎、角葉子(RMU)の並びで開始。東1局、たろうに満貫をツモられ村上は親被り。東2局は中をポンしてカン6筒待ちのテンパイ。御崎から親リーチがかかるも、村上が先にツモ。1500点の加点に成功した。

 村上の真骨頂が見られたのは東3局。ドラ五万を雀頭にしてペン七万待ち、789三色同順で「リーチ!」。河には四万が置かれており、出アガリも期待できるこの手。村上はしっかりツモリ上げ、リーチ・ツモ・三色同順・赤・ドラ2の1万2000点を入手した。

 南1局1本場、たろうへ2600点(+300点)を放銃して2着目に転落。しかし南2局、たろうが角へ3900点を放銃すると再びトップ目へ。3着までわずか1300点差という僅差で迎えたオーラス、たろうが御崎へ2600点を放銃して試合終了。村上が逃げ切りを決めた。試合後は東3局の跳満を振り返り、「(入り目の)7筒を引けちゃったのが大きかった」とコメント。「まだ途中なので浮かれることはないですが、2戦目もしっかり打ちたい」と気合を込めて語った。

 第2試合は角、御崎、たろう、村上の並びで開始。東1局にたろうが御崎から満貫をロン。東2局は御崎が親跳満をツモり、村上は角と同点の4着目に落ちてしまう。それでも東2局1本場、村上はたろうからリーチ・一発・ドラ・裏ドラの8000点を入手し2着へ浮上。東4局は御崎が親跳満をツモ。さらに南2局1本場は御崎がたろうから親跳満をロン。第1試合で4着だった御崎がダントツとなったことで、村上の勝ち上がりがほぼ確定的となる。南3局はたろうの親を蹴る平和・赤の2000点を御崎からロン。これが決定打となり、首位で1stステージを通過した。

 試合後は第2試合、南2局1本場をキーポイントとして振り返り「御崎選手が親番で、たろうさんからインパチをアガってくれた。あれでホッとして、あとは逃げ切って1位通過したいなと。あそこまではラスになった時にマクられるパターンがあったので」と説明。最後は「赤入りルールも練習しているので、しっかり打てたと思います」と満足げに語った。

 3rdステージでは勝又健志(EX風林火山・連盟)、近藤誠一(最高位戦)と対戦。Mリーグ時代に鎬を削った相手との再戦に、ファンも「めちゃおもしろそう」「濃い卓だな」「え、めっちゃ見たい」「頑張ってね!ずんたん」と期待を寄せていた。

【第1試合結果】

1着 村上淳(最高位戦)3万1100点/+51.1
2着 角葉子(RMU)3万点/+10.0
3着 鈴木たろう(赤坂ドリブンズ・最高位戦)2万7200点/▲12.8
4着 御崎千結(協会)1万1700点/▲48.3

【第2試合結果】

1着 御崎千結(協会)6万9200点/+89.2
2着 村上淳(最高位戦)2万1800点/+1.8
3着 角葉子(RMU)1万2500点/▲27.5
4着 鈴木たろう(赤坂ドリブンズ・最高位戦)−3500点/▲63.5

【最終結果】

1位 村上淳(最高位戦)+52.9
2位 御崎千結(協会)+40.9
3位 角葉子(RMU)▲17.5
4位 鈴木たろう(赤坂ドリブンズ・最高位戦)▲76.3

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mトーナメント 現Mリーガー40人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者32人、計72人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手、個人タイトル獲得の4選手は、シード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、3rdステージに分けて行われ、勝ち上がった16人がファイナルステージへと進む。賞金総額は3000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)