国歌を独唱する水森かおり(撮影・山口登)

写真拡大

 「オリックス−阪神」(12日、京セラドーム大阪)

 演歌歌手の水森かおり(52)が12日、試合前の国歌独唱を務めた。

 純白ドレスに身を包んでホームベース側に登場した水森。さすが演歌歌手といった芯の通った歌声で堂々と歌い上げた。プロ野球の国歌独唱は2010年に仙台の楽天対ロッテ戦で行って以来、2度目。紅白23年連続出場、これまで45都道府県の173曲を歌い続けてきた百戦錬磨の“ご当地ソングの女王”でも、やや緊張の面持ちを浮かべていたが、大役を果たし終えて「皆さんの反響がダイレクトに伝わってくる感じで。いいパワーをいただけたような感じがします」とホッとした表情で振り返った。

 国歌独唱後は取材に応じた。記者から意地悪な質問が飛び、窮地に陥る場面も。東京都出身の水森に「巨人ファンですよね?阪神は応援できます?」と少し意地悪な問いかけが飛んだ。阪神に巨人、両球団のファンは熱量が高いことで知られているだけに、うかつな発言は危険。「いやいや、違います。いえ、違いますといったらあれですけど…」と一瞬目が泳いだ。

 言葉を詰まらせながら「みんな、頑張れ(の気持ち)」と精いっぱいに補足。別の記者から「全国に公演に行くから」と助け舟が出されると、「そうなんです!。それこそ宮城に行くと楽天(頑張れ)という感じになるし」と乗りかかる形で、自身が“ご当地ソングの女王”であることを生かしながら、何とか切り抜けていた。