“パラオの宝”を守り伝える人物。次世代に授ける伝統「身につけたい子供がいれば、励まし、惜しみなく技術を授けたい」
世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
6月6日(土)の放送では、パラオ・ミューンズが特集された。

500以上の島々からなるパラオ共和国。
カヌーは島から島への大事な移動手段であり、生活の糧でもある漁業にも、欠かせないものだった。
しかし、その数は減る一方だという。

そんな失われゆく伝統をよみがえらせようと立ち上がったのが、エドウィン・マリオさんだ。
マリオさんは「数年前から子供たちにカヌー作りを教えています」と話す。

数少ない職人の力も借り、1カ月がかりで完成させたのが、伝統的なアウトリガーカヌー。
船体にはパンの木、マストなどには竹を使う。

そしてもうひとつ、ある知恵を未来に伝えたいという。
それは、天候や海流、星空を頼りに海をゆく、いにしえの航海術。まさにパラオの宝だ。

先人の知恵を守り伝えるマリオさん。「パラオの航海術・カヌー作りの技術を身につけたい子供がいれば、励まし、惜しみなく技術を授けたい」と熱意を語った。
