SAMURAI BLUE仕様のバス。(C)SOCCER DIGEST

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 2026年6月10日(日本時間11日)、ベースキャンプ地のナッシュビル。この日はナッシュビルSCのトレーニングセンターでの初練習日だった。

 MLSのなかでもトップクラスの施設で、その場に立って周囲を見渡すと、スケールの大きさに圧倒された。「いよいよここからチームは“戦闘モード”に突入するのか」。そんなことを考えながらメディア受付付近に向かうと、見覚えのある“大きな車体”が姿を見せた。

 「まさか、日本から運んできたのか──」

 そこに現れたのは、国内の日本代表戦でも見かける「SAMURAI BLUE仕様のバス」。「まさか」とは思うが、念のため、日本サッカー協会の広報に聞いてみた。

「あのバスは日本から運んだのですか?」
 
 すると、すかさず「そんなわけないじゃないですか(笑)」と突っ込まれる。親切な広報はそれで終わらず、舞台裏を説明してくれた。

「FIFAから出してくれたバスにラッピングをしていいと。もちろんこういうデザインにする際はFIFAの許可が必要です。そうした準備の期間があって、我々がここに到着した時にはすでにこの状態になっていました」

 異国の地で戦う選手たちにとって、日本を感じられる存在が身近にあることは、少なからず心強いはずだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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