ごまどうふ

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ごまどうふ

 わらび餅のようなもちもちとした食感の後に、濃厚なゴマの風味と甘みが口の中で広がっていく。

地元では「ごまプリン」との異名も

 17世紀に中国から長崎に渡来した黄(おう)檗(ばく)宗の開祖・隠元禅師が伝え、郷土料理として広がったとされる。砂糖を使うのが特徴で、長崎市脇岬町の「観(かん)月(げつ)」のごまどうふは、その甘さから「ごまプリン」とも呼ばれて親しまれている。

 風味を残しつつ、苦みをなくすため、皮を取った特注のいりゴマを仕入れ、時間をかけて練り込み、でんぷん粉や水と合わせる。

 伝統の「田舎風ごま豆腐」は、きな粉や黒蜜をかけてデザートとしても楽しめる。甘さ控えめの「金ごま豆腐」、抹茶風味の「抹茶ごま豆腐」もある。

「長崎ならではの甘さ、まずはそのまま味わって」

 「観月」の3代目代表吉田太郎さん
 「栄養満点で温めても冷やしても楽しめます。しょうゆをかけるなどいろんなアレンジがありますが、まずはそのまま味わうのがお薦めです。長崎ならではの甘さを多くの人に楽しんでもらいたいです」

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 全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。