シーズン終盤にポジションを取り返した田中。(C)Getty Images

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 リーズの田中碧にとって、初めてプレミアリーグに挑戦した今季は、波乱に満ちたシーズンとなった。

 2部チャンピオンシップ(イングランド2部)で優勝と昇格の立役者として評価され、満を持してプレミアリーグに挑んだ田中。序盤戦でケガによる離脱を余儀なくされたが、それでも12月にビッグクラブ相手の連続ゴールを記録するなどインパクトを残した。

 だがその後、7試合連続で出場機会がないなど、出番が大きく減少。ダニエル・ファルケ監督の下で序列を大きく落とした。それでも、終盤戦で再びチャンスをつかみ、ピッチでその力を証明。クラブの目標だったプレミア残留に貢献している。

 リーズ専門サイト『MOT Leeds News』は5月28日、「クリスマスのころにファルケの新システムで輝いていたにもかかわらず、タナカはイリヤ・グルエフやショーン・ロングスタッフにポジションを奪われた」と振り返った。

「当時、ファンは困惑していたが、それが消えることはなかった。その間もタナカはFAカップで輝き、ダービー戦で得点をあげ、準々決勝のウェストハム戦でもゴール。チームをウェンブリーでの準決勝に導いた」

「グルエフとシュタッハが負傷したことで、タナカは残り7試合に先発出場し、リーズのプレミアリーグ残留において大きな役割を担った。オールド・トラフォードでの2−1の勝利を誰もが覚えているだろう。だが、その試合でピッチのあらゆるところをカバーし、陰の立役者となったのがタナカだった」
 
 出場機会を失っていたころは、シーズン後の移籍が有力と言われた田中。だが、終盤戦での復調を受け、残留させるべきとの声も増した。ワールドカップでのパフォーマンスが、夏の動きに影響するか注目される。

 MOT Leeds Newsは「日本がワールドカップで活躍し、彼が来季のプレミアリーグでレギュラーのスター選手となるのを願う」と報じた。リーズでの経験を経て、田中は世界の舞台でどのようなプレーを見せてくれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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