情報漏洩の犯人は上層部だった――暴いた情シスが逆に潰されかけた話

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会社のために骨を折って厄介な問題を解決しても、報われるとは限らない。むしろ不都合な真実を暴いてしまったせいで、理不尽な目に遭うことすらある。

投稿を寄せた50代男性(ITエンジニア/年収700万円)は、いわゆる「1人情シス」として働く中で、会社へのモチベーションを完全に失う事件に遭遇した。

数年前、経営情報が漏洩した疑いがあると上層部から相談を受け、秘密裏に調査を開始することになったという。(文:篠原みつき)

残業して特定した犯人は「上層部の人間」

男性はすべてのパソコンやメールのログを遡り、残業時間にサーバールームへ籠って十数日かけて犯人の特定に至った。「本音を言えば見つかって欲しくなかったのだが…」と振り返るその正体は、最悪なものだった。

「とある上層部の人間をリーダー格と特定し、そこのやり取りから複数社員によるグループ的犯行だった」

犯人がまさかの上層部となれば、会社として真摯な対応が問われる場面だ。男性は報告書をまとめて提出したものの、事態は思わぬ方向へ転がる。

「半年程揉めに揉めたが結局うやむやに」挙げ句の果てに逆恨みまで

「何度も細かい部分の聞き取りをされ半年ほど揉めに揉めたが結局うやむやになった」

身内への甘さが露呈した形だが、さらにやばいのは情報を漏洩させた張本人からの逆恨みだ。

「その後、社内調停で却下されたが…リーダー格の上層部の人間にパワハラで訴えられそうになったり散々な目にあって、精神的にもかなり追い込まれて何一つ良い事にならなかった」

会社から不正の調査を命じられて仕事をしただけなのに、パワハラ扱いで脅されるとは理不尽極まりない。男性は「年齢も年齢なので定年までは所属しますが、頑張ることはもう無いです」と完全に悟りを開いている。

確かに、こんな目に遭ってまで懸命に働くのは無理というものだろう。

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