シニアゴルファーは「ライン読み」を鍛えよう!スコアアップに繋がる
歳をとり体力が低下しても「グリーンのラインを読む力」を鍛えればカップインの確率がアップし、スコアアップが望める。
そのためには、グリーンに上がる前から準備を進めよう。
1番高いところと低いところを見つける
歩きながらグリーンを観察する。全体の傾斜はグリーンの外側から見たほうがわかりやすい。
昨今の大きなワングリーンはアンジュレーションがとても複雑で、グリーンに上がってから傾斜を読むとカン違いや目の錯覚が起きやすい、と深堀圭一郎は指摘する。
「グリーンに上がる前に、外側から傾斜の全体像をつかむことが第一。1番高いところと低いところを見つけると、グリーンの傾きや勾配がわかります。そしてグリーンに近づいたら、自分のボールとピンの位置関係を見て、上りか下りか、フックラインかスライスラインかをおおまかに判断する。こうして全体像をつかんでおけば、ラインの読み間違いが少なくなります。
乗用カートでのプレーはこれらの作業がおろそかになりがち。途中でカートを降り、グリーンをよく観察しながら、歩いて花道から上がっていくのが理想です」
手前から奥に向かって上りのパットになる
【Point1】ボールとカップの中間、かつ傾斜の低いほうに立つ
グリーンに上がったら、さまざまな方向からラインを見ることが重要。その際、ボールとカップの中間、かつ傾斜の低いほうに立つと、ボールの転がりや曲がり具合をイメージしやすい。傾斜の高いほうからは勾配がわかりにくいので、低い位置からラインを見るという習慣をつけよう。
低い姿勢でラインを読む
腰を落とし、姿勢を低くすると傾斜が見やすくなる。ラインの後方線上はもちろん、カップの反対側からもラインを見ることが大事。
カップを見ながら素振りを行なう
打つ前にボールの転がりをイメージし、カップを見ながら素振りを行なうと、振り幅が適正になり、タッチが合う。
【Point2】体の重心をチェックして足の裏から情報を得る
「真っすぐに立ち、体の重心が前後左右どちらに傾いているかをチェックすると傾斜がわかります。このときに目を閉じると敏感になり、よりわかりやすい。また、歩きながら足の裏の感触でグリーンが硬いかやわらかいかを判断すれば、そのグリーンのコンディションがだいたいわかります」(深堀)
グリーンフォークを挿すと、グリーンの硬さと速さの見当がつく。ピッチマーク(ボールマーク)を直す作業も、ライン読みに役立てよう。
いかがでしたか? 深堀プロのレッスンをぜひ参考にしてください!
レッスン=深堀圭一郎
●ふかぼり・けいいちろう/1968年生まれ、東京都出身。173㎝、68㎏。レギュラーツアー8勝、シニアツアー2勝。切れ味鋭いショットは健在。指折りの理論派で解説者としても活躍している。フォーラムエンジニアリング所属。
構成=小山俊正
写真=渡辺義孝
