山形放送

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最上県勢懇話会の例会が19日、新庄市で開かれ、山形大学教授の亀井信一さんが「超小型衛星『ベニバナ・サット』プロジェクト~地域密着で産業・人材育成」と題して講演しました。

亀井さんは新庄市出身で、大学院を卒業後、三菱総合研究所に入社し、宇宙ビジネスに従事しました。2024年度からは山形大学米沢キャンパスに開設された「ソーシャル・イノベーションDX」という講座担当しています。この講座は自分で社会課題を見つけ、AIやDXを用いて、課題解決をする人材育成を目的としています。しかし、講座を受けた学生が就職で首都圏に流出し、人材が県内の産業界に定着しないことを危惧したことから「ベニバナ・サット」プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、県内企業と連携して、2028年までに「ベニバナ・サット」と名付けた超小型人工衛星を開発し、打ち上げを目指すものです。プロジェクトに参加する学生に向けた条件付き奨学金制度を設け、学生が県内に就業した場合は返金を免除をするなどして県内への就業を促したり、県内企業から技術課題を解決するアイディアを公募したりします。

山形大学の亀井信一教授「山形の社会課題解決はもちろんのこと、新たな産業を育む人材を育成する場として、宇宙のポテンシャルを最大に活かしたい」

亀井さんは、「ベニバナ・サット」プロジェクトだけでなく、特に県内の若者と地域産業が明るくなる道筋を今後も考えていきたいと述べました。