村上宗隆が“弱小チーム”を変えた…ホワイトソックスがMLB公式パワーランキングで急上昇「本当に勝率5割のチームなのか」

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村上の活躍でチームも波に乗っている(C)Getty Images

 村上宗隆は本当にホワイトソックスを変えたのか。令和の3冠王に率いられて、弱小チームが変貌を遂げた。現地時間5月17日にはカブスにサヨナラ勝ちで連勝を飾り、「シカゴダービー」に2勝1敗の勝ち越し。この時点で24勝22敗の貯金2でアメリカン・リーグ中地区首位のガーディアンズをわずか1ゲーム差で追っている。

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 MLB公式サイトは同日、全30球団をランキングしたパワーランキングを発表。1位は前回2位のブレーブス、2位は前回3位のドジャース、3位は前回1位のカブスと、上位陣は細かな変動をあったものの、大まかな顔ぶれは変わらない。そんな中で最大のジャンプアップを見せたのがホワイトソックスだった。前回22位から14位へ、一気に8位も順位を上げた。

「ホワイトソックスは本当に勝率5割のチームなのだろうか?久々に盛り上がったシカゴダービーで3戦中2勝を挙げ、現在貯金は2。ワイルドカード争いの圏内にしっかりと踏みとどまっている」

 快進撃のもようをそう伝えた。ア・リーグのワイルドカード争いでは貯金9のヤンキースに次ぐ2位。今年は勝率5割前後でもワイルドカードでのプレーオフが進出可能な争いとなっていて、続く出場権内の3位レンジャーズは22勝24敗の借金2だ。

 ホワイトソックスは2021年こそ地区優勝を果たし、地区シリーズまで進んだが、その後4シーズンはポストシーズンに進めていない。特に2023年101敗、2024年121敗、2025年102敗と、ここ3年連続でシーズン100敗以上。チームは数年先を見据えた再建期のまっただ中で、今季も上位争いは望めないというのが多くの球界関係者の見立てだった。

 その雰囲気を一変させたのが村上だ。17本塁打はヤンキースのアーロン・ジャッジに1本差をつけてア・リーグ単独トップ。32打点もトップのレイズのジョナサン・アランダに2差のリーグ2位だ。33得点はリーグ4位タイで、36四球もジャッジと並んでリーグ4位タイ。OPS.934はリーグ5位につけている。

 井口資仁氏らを擁した2005年にはワールドシリーズを制したが、その後は20年間でプレーオフに進んだのは3度だけで、いずれもリーグ優勝決定シリーズにさえ進めていない。苦しい戦いが長く続いているチームは本当に変わったのか。まもなくレギュラーシーズン50試合を迎え、他チームの警戒やマークも厳しくなってくる。村上と、ホワイトソックスの真価が問われるのはここからだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]