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計画が未定となっている名鉄の名駅再開発について、投資規模が縮小されることが明らかに。

【写真を見る】名鉄の名古屋駅再開発は「投資規模を縮小」 名鉄岐阜駅周辺は商業施設の解体取りやめ…リニューアル 資材高騰や人手不足が直撃でどうなる?

資材高騰や人手不足などで、事実上の白紙となっている名鉄の名駅再開発。今年度中に計画の新たな方向性が示されることになっていましたが、5月15日の決算会見で髙粼裕樹社長は、当初 計画全体で9000億円近くに上っていた投資規模を縮小する考えを明らかにしました。

(名古屋鉄道 髙粼裕樹社長)
「金利上昇や物価が急騰している状態。企業として耐えうる体力を考えて、投資規模を考えないといけない。適正化を図らなければいけない」

旧名鉄百貨店の地下1階に「ギフトコーナー」開業へ

工事の難易度などを下げることによって費用を小さくする方針で、今後は不動産投資などを加速させ、再開発に向けた資金を確保するということです。

また、旧名鉄百貨店の地下1階にギフトコーナー「エムズルリエ名古屋」を、6月24日に開業させることも明らかになりました。和菓子店など10店舗が入る予定です。

【名鉄岐阜駅周辺】閉店した商業施設の解体取りやめ…リニューアル

一方、同じく再開発がストップしている名鉄岐阜駅周辺についても新たな動きが…

(髙粼社長)
「既存資産を効果的に活用したリスタートが必要と判断した」

「再開発の検討は続ける」としながらも、2024年9月に閉店した駅直結の商業施設「イクト」の解体はとりやめ、リニューアルに方針転換しました。

【JR岐阜駅前】ツインタワー建設 縮小・完成予定は遅れる見通しに

岐阜市中心部では、名鉄とは別の再開発も計画見直しを迫られています。

JR岐阜駅前では当初、高さ130メートルのツインタワーを建設し、2028年の完成を目指していましたが、2025年に西側のビルを34階建てから20階程度に縮小することに。

さらに設計を担当していたゼネコンが撤退し、代わりとなる企業との調整が続いていて、完成予定は東側が2029年・西側が2030年へとそれぞれ遅れる見通しです。

資材高騰や人手不足が直撃する再開発事業。制約の中で賑わいづくりの模索が続いています。